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『…で、そこの噛み跡は俺が散々しごかれて大変な思いをしている辛い時に夫婦の営みを楽しんでいた証拠なんですね』
「すみませんでした…」
五条さんが夜に任務へと出向いて少し経ったくらい、翠が帰ってきた。
今、土下座謝罪をしている最中だ。
『人として無くないですか？それ』
「いやもう…仰る通りだと……」
まさかここまで怒られるとは思っていなかった為、深く反省する。こんな事ばっかだな、とも思った。
『そう言えば聞いてくださいよ、ポチと交流深めたんで』
ふと話題が変わりホッとする。翠にポチと呼ばれたそれを見て、唖然としたが。
「…それ、私のポケットの呪霊」
『ペットのポチです』
『ぐあ゛』と鳴く呪霊。
『ちなみに、食用です』
「ダメじゃん！」
どうやら私の呪霊の名前はポチになってしまって、主導権は翠にあるようだった。
ポチはワンともニャンでは無く、ゾンビ映画に出てくるような鳴き声で、翠の周りを回る。
「呪霊なら私が出してあげるから、ポチはペットだよ…？」
『分かってますよ』
本当に分かっているのかは定かでは無い。
「まぁそれはいいとして…強くなれた？」
『さぁ、どっかの誰かさんよりは強くなれましたよ』
「その件は本当にごめんね…」
根に持たれてるなぁ、とため息をついた。
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作者 - 緑の白猫さん» ありがとうございます！少しおかしい幸せな恋愛を目指しているので、そう言って下さり嬉しいです！ (2021年3月3日 23時) (
レス) id: abf4ad4153 (このIDを非表示/違反報告)
緑の白猫 - 唯でさえ五条さんがヤンデレ気味なのに、夢主ちゃんもちょっと変な娘で、其れなのに純愛っぽく成立している所が、読んでいて堪らなく好きです。更新は無理せず頑張って下さい! (2021年3月3日 20時) (レス) id: 41276e8159 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年3月3日 0時
