番外編 ページ12
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番外編『どうでもいいんだ』
最初は術師向いてない奴来たなって感じ。
恵が一般人に呪霊取り込まれちゃったなんて言うから見に行けば、本当に普通の子。
ヘコヘコと頭を下げて、気が弱そうな感じの。
ただ、呪霊を取り込むなんて芸当、何かしらの術式を持っていなくちゃなかなか出来ない。なら、術式が無くてもある程度の事は出来ちゃうナニカなんじゃないかなって目星をつけた。
実際、呪霊を生み出す事が出来るようになっていて、それはもう、早い成長だった。要領がいい、その一言に尽きる。恵に「コントロールする感じですよ」なんて言われただけで出来るようになるとは思いもしなかった。
任務にも向かわせて、成長が早い理由がようやく分かる。結人になる素質があるのではと言う思惑が僕含め呪術界に広がった。結人は小耳に挟んだ事がある。大昔の術師だ。
なら彼女にも呪術師として生きていける術がある。1人で立てる力がつくはずだ。
相変わらず他人行儀なその子は、やっぱり他人と大差は無い。イカれてもない。
そんな中、彼女が彼氏とのデートに出かけて行った。へぇ、なんだ、彼氏居たのかって程度。交際経験無さそうな顔して、ちゃんとやるべき事はやってんだろう。
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作者 - 緑の白猫さん» ありがとうございます!少しおかしい幸せな恋愛を目指しているので、そう言って下さり嬉しいです! (2021年3月3日 23時) (レス) id: abf4ad4153 (このIDを非表示/違反報告)
緑の白猫 - 唯でさえ五条さんがヤンデレ気味なのに、夢主ちゃんもちょっと変な娘で、其れなのに純愛っぽく成立している所が、読んでいて堪らなく好きです。更新は無理せず頑張って下さい! (2021年3月3日 20時) (レス) id: 41276e8159 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2021年3月3日 0時