【ラブレター】 赤司征十郎 しっくsリク ページ29
※この話は、帝光中学時の話になります
いつも通りに賑わうテレビに不意に君の名前が流れた。
退屈そうに笑う君の顔すらもテレビに映る。
どうして、君がテレビになんて映ってる？
「誰か、Aを知っているか？」
「いや、知らねぇ。」
「知らないのだよ、まず今日のニュースで初めて知ったのだよ。」
「うん、私も。Aちゃんが行方不明だなんて。」
青峰、緑間、桃井が口を合わせて、知らないと答えた。
黄瀬や黒子も３人と同意見らしく、首を横に振った。
「一体、何処に行ったんだ。」
部室に戻ると、俺宛てに手紙が置かれていた。
『私ね、今、あそこに居るの』
手紙に書き記された文字は、Aの筆跡だった。
「A？…あそこ？」
疑問が様々生じるばかりだ。
あそことは何処だ？まず、Aは何処にいる。
『私ね、暗い部屋でね』
『赤い月を見てるの』
グルグル回る思考に、次々とAからの手紙が届く。
「一体、何なんだ。何がしたいんだ、A。」
気がつけば、勝手に足はある場所の前で止まっていた。
それは、俺とAしか知らない隠れ家。
「ここに居るのか？」
その隠れ家に１歩入るとすぐに違和感を感じた。
壁が床が、紅く染まっている。
「…ははは、そうか。」
部屋の中央に、真っ赤に染まる身体が１つ。
「俺が殺したんだよ、Aを。」
忘れていた。
これで、永遠にAは僕のものだって。
僕の色に染まったんだって、浮かれすぎておかしくなっていた。
「あれは、君からのラブレター(呪術)だったんだ。」
ラブレター
そんなに君を愛した(殺した)俺が憎い？
(『繰り返します、昨日未明、行方不明になった福崎Aさん…』)
(行方不明じゃない、ちゃんとここにいる。)
(ねぇ、A。)
しっくs
リク、ありがとうございました！
せっかくリクしていただいたのに、ヤンデレに…！
本当、すみません。
【罰ゲーム】 火神大我 ぐるsリク→←【恋愛対象】 笠松幸男 燐華sリク
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革ベルト
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