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ポケっとしながらお風呂に入って、トリートメントを流してから身体を洗い、そのまま浴室を出た。バスタオルで身体を拭いて、入浴剤の匂いが消えないように無香料のボディークリームを身体に塗ってから少しフルーティーな香りのするパックを顔に張り付けた。
長くなった髪から水気を取って洗い流さないトリートメントをつけた。クシで梳かして分け目を作り、前髪を全て下ろす。少し内巻きになるようにブラシで梳いてからドライヤーの熱風を髪に当てた。
8割り乾いたらヘアオイルを半プッシュ手に取って毛先にだけつけてまた熱風を当てる。もうちゃんと乾いたなと思ったら微弱の冷風を当てながらブラシで梳くとキューティクルが絞まって綺麗な髪が保てるらしい。野薔薇が言ってた。
『確かに、いつもより綺麗かも？』
いつも外に跳ねようとする毛先はアイロンで内側に巻かれている時のように綺麗な内巻きになってる。前髪はストレートでそのままだけど。
顔に付けてたパックを外して、手のひらで顔の奥の細胞にまで行き渡るようにピタッと抑える。その後乳液をしっかり塗ってから洗面所から出た。
『お待たせ。』
五｢ゆっくりできた？｣
『お陰様で。悟は終わった？』
五｢ちょうど終わったよ。｣
さっきまで誰かと電話していたのだろうか、手には仕事用のケータイが握られていた。ドライヤーしてたから全く声聞こえなかった。
『お風呂ありがとう。』
五｢どーいてしまして｣
床に落ちてた目隠しとジャンバーを手に取って私に擦り寄ってきた。
五｢あったかい。｣
『あったまってきたからね。』
五｢いつもと違う匂いする。入浴剤入れたの？｣
『野薔薇から貰ったやつ入れてみた。』
五｢僕も同じ匂いになって帰ってくるね。｣
私が香水の匂い気にしてたからか私の気持ちを補う様に言われた。
『うん。いってらっしゃい。』
五｢いってきます。｣
ぽん、と頭を1度撫でてから浴室へ向かった。その時香った私の煙草の匂い。もしかして吸ってた？なんか嫌な事あったのかな。そんな風には見えなかったんだけどな。そう思った時には既に脱衣所のドアを開けてた悟を思わず呼び止めてしまった。
『悟、』
五｢ん〜？｣
『早く来てね。』
五｢………マッハで入ってくる。｣
目を白黒させてからニヤッと笑った。
『でもちゃんとあったまってきてね。』
五｢それは後でAがしてくれるでしょ？｣
期待してるね、と言って脱衣場へ姿を消した。
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華渚(プロフ) - もも汰さん» めっちゃ褒めてくれるじゃないですか！！ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！更新頑張ります！ (2020年11月28日 8時) (
レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
もも汰(プロフ) - 最初から読んでいますがやっぱり面白いです……！！感動する所や笑える所、考えさせられる事がたくさんあるので最近はずっとこの小説読んでいます笑 続編でも更新頑張ってください！ (2020年11月28日 7時) (レス) id: 4ac9f60d16 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - 鈴さん» 話の量多いですよね、私文章を纏める力がなくてダラダラ書いてしまうんです。ごめんなさい。全部読んで頂けて嬉しい限りです！更新頑張ります！ (2020年11月25日 0時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - や、やっと、やっと追いついた!!今ようやく最新話です← ハマったの最近なんですが、もう読むの楽しいです！更新、ゆっくり待ってます。 (2020年11月24日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - みんとさん» コメントありがとうございます！今からイチャイチャターンなのでいっぱいニヤニヤして貰えるように頑張ります！ (2020年11月24日 3時) (レス) id: 18351af9b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華渚
| 作成日時：2020年11月18日 21時
