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僕もそっちに行くって言って断ろう。そう決めた時。
「えっ、海姫も行きたいですぅ!一緒に行きましょう?」
出来なくなった。
この女想像以上にめんどくさい。し、Aがいる前でそんなベタベタしないで欲しい。いや、いる前じゃなくてもしないで欲しい。
『私たまには恵とサシ飲みしたいなぁ?』
伏「俺まだ未成年です。」
『1ヶ月は誤差。』
伏「ダメです。」
『真面目かっ。恵の初飲みは私がうーばお。』
と皆上手いこと話題をすり替えて海姫と話さないようにしている。
釘「伏黒、やめときなさい。Aのペースで飲むとすぐ潰れるから。」
『皆意地悪じゃん。拗ねよ。』
拗ねる宣言をして自分の手元にある影から煙草を取り出した。
『伊地知さん、吸いまーす。』
伊「堂々と規則を破らないでください。」
てかAは僕が他の女と腕組んでるの見て何とも思わないのかな?と思い表情を見たいけど、前髪で隠れて全然見えないし、さっき恵と話してた時の声色は普通だった。
遠くの部屋の端に居る伊地知に禁煙所で吸います宣言してからコロコロのついている椅子を動かし、僕らの横をすぃ〜っと通り過ぎて窓を開けた。
『うぉ、さっむ。』
伏「まだ辞めてなかったんですか。」
『禁煙なんてそう簡単にできるもんじゃないんよ。』
僕が任務に行ってる間に私服に着替えていたのか見慣れた袴姿じゃなくなったAは足を組んだ。流れる様な仕草で煙草を咥えて火を付け息を吸い込んだ。空に向かって息を吐き出すその仕草に思わず見とれてしまって海姫に腕を引かれているけどそれもお構い無しにAを見つめた。
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オリキャラ紹介(いっぱい居てすみません。こいつで最後です。)
・有栖川 海姫(ありすがわ)
19歳で虎杖達の一つ下の学年。高専を卒業してまだ1年目の新米呪術師。
大して可愛くないのに名前呼びで常にぶりぶりしている。自分が世界で一番可愛いと思っている。自己紹介の時はサバサバしてる性格してるねって言われますって言うタイプ。サバサバと無遠慮を履き違えてるし自分は何言っても許されると思っている。言ってしまえば頭悪い女選手権日本代表みたいな女。
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華渚(プロフ) - もも汰さん» めっちゃ褒めてくれるじゃないですか!!ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!更新頑張ります! (2020年11月28日 8時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
もも汰(プロフ) - 最初から読んでいますがやっぱり面白いです……!!感動する所や笑える所、考えさせられる事がたくさんあるので最近はずっとこの小説読んでいます笑 続編でも更新頑張ってください! (2020年11月28日 7時) (レス) id: 4ac9f60d16 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - 鈴さん» 話の量多いですよね、私文章を纏める力がなくてダラダラ書いてしまうんです。ごめんなさい。全部読んで頂けて嬉しい限りです!更新頑張ります! (2020年11月25日 0時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - や、やっと、やっと追いついた!!今ようやく最新話です← ハマったの最近なんですが、もう読むの楽しいです!更新、ゆっくり待ってます。 (2020年11月24日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - みんとさん» コメントありがとうございます!今からイチャイチャターンなのでいっぱいニヤニヤして貰えるように頑張ります! (2020年11月24日 3時) (レス) id: 18351af9b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華渚 | 作成日時:2020年11月18日 21時