【呪術廻戦】五条先生の恋人は元パンピー4【五条悟】

それからは ページ25

キスしすぎて、これ以上したら、抱かれたくなるからダメと言われてその日はハグだけにしてキスもそれ以上の事もせずに過ごした。

次の日からは怒涛のような仕事量で、教師としての仕事も呪術師としての仕事もバカみたいに僕の所に舞い込み、AはAで忙しい様で同じ家に住んでいるのに2週間会えないという状況が続いていた。

Aは昼間は禪院の当主だった時に残ってた仕事と挨拶回りをして夜は呪術師の任務で数日家に帰ってこないこともあった。

僕の方は仕事と言っても特に変わった事は無くいつも通り街ブラしながら生徒と一緒に行う実践授業の呪いを見つけたりAと次のデートここに行ことか考えて合間に任務に行って祓って係長にまでなった伊地知に報告書を押し付けたり、後輩である恵達に面倒くさそうな任務を放り投げたりして適当に仕事をしていた。
それでも家に帰ってくるのは日付け変わるし、実家に言われた意味の無い会食に顔を出せと言われて嫌々渋々行ったりもしてやって精神的にも疲れていた。


五｢と、言うわけで僕とAの休み被せてくんない？｣


11月半ば昼過ぎの高専職員室。補助監督の事務室も兼ねたそこは仮眠室や簡易キッチンもあって多忙を極める補助監督と高専教師にはありがたい設備である。

ドア付近にあるデスク、つまり伊地知のデスクに腰掛けて伊地知に迫っていた。ちなみに僕のデスクはその反対側の窓側。
その窓側の列の1番後ろに知らないデスクがあって新人の？と聞くとAの、という返事が返ってきて心底驚いた。


伊｢無茶言わないでください。｣

五｢僕に口答えか？？お？？｣


伊地知の頭をガシッと掴んで脅す。


五｢偉くなったなぁ、伊地知係長様。｣

伊｢ひっ、｣

五｢今日のAの任務は？｣

伊｢本来なら今日は朝比奈さん休みなんですよ。でも報告書が終わってないからと言って高専に来て報告書作成してたら緊急の任務が入って今その任務に行ってるんです。｣

五｢はぁ〜〜？報告書ぐらいオマエが書けよ。｣

伊｢担当が私や新田さんの時は私たちが書きますよって言ってるのにあの人がそれを断固として拒否するんですよ！！！｣

五｢真面目か｣

伊｢でももうすぐ帰ってくるんじゃないですか？｣


腕時計を確認しながらさっき帰ると連絡来ましたと言われた。


五｢せめて今年中に3日連休被せろ。｣

伊｢そんな無茶な、｣


伊地知が僕に反論しようとした時、職員室のドアが開いた。



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