【d!】物が擬人化して恋するなんて聞いたことないっ！

報告、面接無しで決まりました。 ページ16

『聞いて聞いて聞いて聞いて聞いて聞いて！！！！！』

「ぁﾞ〜、なんやうるさいやつっちゃな。」

『面接しないで受かった...！』

「おー良かったな、おやす.....」

『聞いて聞いて聞いて聞いて聞いて聞いて！！！！！』




『コネシマも受かった.....！』

「いや俺受けてねぇよ」








という事で母の友人であり、兄さんの担任でもある。

「いらっしゃーい」

『ゆうこせんせー！！！』


ゆうこ先生のお家が経営してらっしゃる温泉に来ました。
最近は人手が足りず困っているらしく面接を受けずとも受かった。
そしてコネシマは受けてなかったけど受かった。


『こっちの人はコネシマです！』

「どうもこんにちは。」

『顔もいいので若い女の子を集める役にピッタリだと思って連れてきました！！』

「あら、確かにお顔が整ってるね。採用！」

ゆうこさん特有のおちゃめさがでてくる。
いや美人だし優しいしいい人だし可愛いし最強なんだよな。

『やったー！！正社員の部屋はこっちですよね！！！』

「そうよ、気をつけてね！」

『はーい！！行くよコネシマ！』

「お前はしゃぎすぎやろ転ぶぞ」


懐かしいあの感じに高ぶる気持ちが抑えられず、兄といる時の様にコネシマを連れ回す。
サ○シのピカ○ュウと化したコネシマ。


「あー...ここか。」

『あれ、コネシマ着られてたっけ？』

「お前忘れやがったんか？お前に汚されたんやぞ。」

『今度はコネシマも汚せる立場になったじゃん良かったね』

「.......泥バケツでも被せたろかな。」

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