act29.シリアルって美味しいよね その2 (こうして新キャラが増えてく) ページ37
「だからさ〜〜カントリーマ〇ムのために協力してよぉぉぉぉぉ!!!!」
ネメシス「嫌と言ったら嫌じゃ!!!というか我にとってカントリーマ〇ムは敵じゃぞ!!!」
「そこをなんとかぁぁ!!!」
とうとうAが泣き崩れて床でじったばった暴れ回ってる時、扉から「コンコン」という音がした。
???「A様、失礼しま…ウッワ」
「あ!!!ちょきさん!!お久しぶりです!!」
千代木「ええ、お久しぶりですね。十年経っても相変わらず17才児のようで安心しました。あとせっかくのお召し物が汚れますので早々に起き上がってください」
そう言いながら千代木が差し伸べてくれた手を思いっきり引っ張って起き上がる。「ゴリラも変わってねぇな…」って聞こえたような気がしたけどあえて無視しよう。最近学院じゃ立花・ゴリラ・Aなんて呼ばれてることを決して気にしてる訳じゃない。もはや略してゴリラと呼ばれていてただのゴリラになっていることを気にしてる訳じゃないのだ、本当に。
ネメシス「誰じゃこのイケメン黒服」
「あれ初対面だっけ?」
千代木「私の方はよく存じ上げておりますが、ネメシス様はあの儀式の際にお見かけしたくらいでしょうからね」
ネメシス「儀式の客なぞ覚えとらん」
「じゃあ紹介するね!!千代木さんです!!」
千代木「初めまして、千代木と申します。ここ、神楽家の祭神であるアメノウズメ様のお世話係をさせていただいてます。あと、1つ突っ込んでよろしいでしょうかA様」
「なにー?蟹ー?」
千代木「ネメシス様が起床されてないおかげでずっとA様の一人芝居みたいになっていますが」
「よしネスちゃん起きよ!!!ほら朝だよhurry up!!!」
ネメシス「…わかったわかった、起きるから静かになってくれ」
そう言うと、Aの身体が唐突に分離したかのようにもう1人女性が現れた。黒いドレス姿で、燃えるような赤い髪が印象的な女性。まるで星が瞬くかのような金の瞳は不満げだ。
ネメシス「我は見世物になる気はないぞ、この家も好いとらん」
千代木「大丈夫ですよ、主役はA様の方なのですから」
「そういやアメ様はー?アメ様のお傍にいなくていいの?」
千代木「あー…主なら」
???「妾ならずっとここにいるぞ?」
その声が聞こえた途端、背後から人影が現れた。長く黒い髪を2つに束ねた、丈の短い巫女服の幼い少女。
アメノウズメ「久方ぶりじゃのう、A。アメノウズメ様になんの用じゃ?」
act30.シリアルって美味しいよね その3→←お久しぶりですね!!!!by作者
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さゆな(プロフ) - 生徒会はプリキュア面白www全てにおいて笑いすぎたwww (2019年7月17日 17時) (レス) id: b90089acae (このIDを非表示/違反報告)
のんず。(プロフ) - 純さん» 純さんありがとうございます〜!励みになります(o^^o) (2019年7月14日 17時) (レス) id: 6b182e809f (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - おもしろかったです! (2019年7月13日 21時) (レス) id: 9f70754803 (このIDを非表示/違反報告)
のんず。(プロフ) - 音咲 椿さん» 音咲さんありがとうございます……!とても嬉しいです♪近いうちにまとめて更新しようと思っているのでお待ち下さい〜!更新速度上げれるよう頑張ります……! (2017年7月1日 4時) (レス) id: af8635f5b7 (このIDを非表示/違反報告)
音咲 椿 - 面白いです最高!息ができない!wwwwww!( ゚∀゚)・∵. グハッ!!こーしん頑張って下さい! (2017年6月18日 10時) (レス) id: 1947566653 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんず。
作成日時:2017年3月31日 4時