北斗「お前ら楽しそうなのは結構だが騒がしすぎるからそろそろいい加減にしてくれ」

act27.バナナと女神の地獄の鬼ごっこ その4 ページ33

ネメシス「やはりお主か夏目…！」

一方、綺麗に着地したネメシスは夏目を睨む。

夏目「昔みたいに庭を焼け野原にしたり、ゴジ○召喚されたり、ゴーレム創り出されたら困るからネ…覚悟するのは君だヨ、ネメシス」

ネメシス「やーじゃーやーじゃー！！！まだA怒ってるもん、だからバナナを殺すまでは帰らんぞ！！」

晃牙「まぁそのバナナは死にかけてるけどな」

アドニス「逃げたな、ネメシス」

夏目「待テ…ｯ！ガンド！！」 ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ！

ドアに向かうネメシスを逃がすまいと夏目がその言葉を唱える。妙な効果音付きで。

ネメシス「ごふっ」

薫「ごふ」

晃牙「あいつ今手から光の弾丸みたいなの撃ちやがった…！？」

零「近くでのびてた薫くんも食らっておるの」

夏目「さぁ覚悟するんダ…！」

ネメシス「やーじゃー！！」

もう逃さないと夏目がAに馬乗りになる。

零「逆先くーん傍から見たらセクハラじゃよ〜」

すると、突然ドアが開いた。

真「すいませーん、大神くんがここにいる…って…」

夏目「あ」

真「さ、逆先くんAちゃんに一体何を…！？」

夏目「誤解だかラ！！！！」

真「だ、大丈夫だよ誰にも言わないから！！じゃ、失礼しました…！」

真っ赤になって慌てて真が逃げていく。あの様子じゃ完全に誤解しているだろう、無理もないが。

夏目「サイッッアク…」

ネメシス「ざまぁないな夏目ww」

夏目「しね」

夏目が死んだ目でカントリーマ○ムをネメシスに押し込む。瞬間、ピロリーン♪という電子音がレッスンルームに響き渡った。

夏目「何今の音」

零「ばっちり撮っておいたからの♪」

夏目「ナ…！機械はダメなんじゃなかったの零にいさん！！」

零「ついこの前やり方を教えて貰ったばかりなんじゃ♪それ、拡散♪」

夏目「ちょっト零にいさん！！？？」

その後、夏目がAを襲っているようにしかみえないビデオは瞬く間に学院中に広まり、しばらく夏目は引きこもりと化したという＿＿


おまけ
晃牙「なんでチャ、羽風先輩はAに殺されかけてたんだ？」

薫「うっかりあの子のカントリーマ○ム食べちゃって…」

アドニス「食べ物の恨みは怖いな…」

感謝＆コラボ小説できました！→←act26.バナナと女神の地獄の鬼ごっこ その3

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