第１９話 ページ5
カ「ナルト、俺が手本を見せてやる」
そう言って、カカシさんは体制を整える。
私は手本にされるほど、弱くはない！
バッ バッ バッ
ノ「(火遁・鳳仙花の術！)」
私はカカシさんに、鳳仙花の術を放った。
......
私はカカシさんに、写輪眼で幻術を掛けたものの、
それは影分身だということに気づき、私は幻術を解いたが...
カ「ナルト、今だ！俺の影分身ごとやれ！」
私はカカシさんの影分身に、捕まった。
カカシさんが穴から出てきて、ナルト君に指示をする。
私の目の前には、螺旋丸を持っているナルト君。
私の生け贄、由良終了のお知らせ。
ナ「螺旋丸ッ！！」
私の腹に螺旋丸が当たる。
予想以上に痛いな...。
だが、この体は私のではない。
ノ「フッ...」
時間稼ぎは出来た。
後は一尾を封印するのみ。
私は小さく笑った。
......
鬼鮫「終わったみたいですね...って、ノエルさん、大丈夫ですか？」
ノ「ああ...問題ない」
少し無理をし過ぎたか？
ちょっと疲れたような気がする。
...後で薬を飲んでおくか。
鬼鮫「そろそろ、戻りましょうか？」
ノ「ああ」
そしてまた、私たちは幻灯身の術を使い、意識だけアジトへ戻った。
......
ペ「...術が解けたか...。しかし、時間稼ぎはかなり出来た。よくやった、ノエル、鬼鮫」
リーダーから、私と鬼鮫は褒められた。
...珍しいこともあるんだな...。
サソ(ヒ)「簡単に言ってくれる。あんたの術の生け贄になって、ノエルと鬼鮫に体を捧げたのは、二人とも俺の部下だったってのに...」
明らかに不機嫌オーラを出すサソリさん。
...いつの間にヒルコを着たのだろう。
ペ「ゼツ、象転の術に使った二人を処理しておけ」
ゼ「了解...」
ペ「あとノエル、奴らの人数を教えろ」
ノ「木ノ葉のはたけカカシ、春野サクラ、九尾の人柱力であるうずまきナルト...。それに、砂の相談役 チヨバアのフォーマンセルです」
サソリさんが、何か考え事をしているようだ。
...多分、チヨバア様の事だろう...。
......
封印を始めて三日。
ペ「...終わったな」
一尾の人柱力であった我愛羅は、尾獣を抜かれ死んだ。
外道魔像の目に、新たに一つ光が灯る。
ガゴォ！ バコォ！
ペ「...外が騒がしくなってきたな」
小「もう来たの？ギリギリね...」
どうやら、ガイ班が到着したようだ。
サソ(ヒ)「ノエル。お前の話ではもう一人、人柱力がいるようじゃねぇか。どんな奴だ？」
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作者名：紅暁武 | 作成日時：2018年1月30日 15時
