第四十四話 主人公、記憶を無くす、の巻← ページ5
Aが意識を失ってから数時間たった。
コノハはAの事を心配し、ずっとそばにいる。
一方ケンジロウは、「学校行ってくるな」と言い残し、研究室を出ていった。
コ「………A……早く、起きて……」
ギュッとコノハはAの手を握った。
そのとき、
「…ん……」
コ「!…A?……」
「……どちら様……ですか?」
どうやらAはケンジロウの言ったとおり、記憶をすっかり無くしていた。
コ「え、えっと……僕………コノハ、だと思う……」
「コノハ、さん?」
数時間前のAとは大分印象が変わり、大人しくなったA。
コ「コノハ…だけでいい………」
「分かりました」
コA「「…………」」
無言。
それが随分と続いた。
またまた数時間後
ケンジロウが帰ってきた。
研「コノハ〜。Aは起きたか〜?」
記憶を無くし、今のAにとって初めて見る顔にAは慌てた。
コ「あ、おじさん……」
「コ、コノハ……この人、誰?……」
ケンジロウは大人しくなったAを見てとても驚いた。
研「おぉ!大分大人しくなったんだな!!よしよし」
「ふぇっ(´;ω;`)」
突然頭を撫でてきたオッサンに泣き出すA。←
コ「あ、おじさん……A泣かした………」
研「はぁ?!あ、ごめんな?ほら泣かないでくれよ……」
全く泣き止まないAを見てコノハは
コ「………A、おいで?」
「う、うん…」
トタトタ
ポスッ
そんなめっちゃ可愛い効果音をつけてAはコノハの腕の中に飛び込んだ。←
研「お前らいつの間にそんなに仲良くなったんだ?!
ナレーションは無言が続いたって言ってたじゃねぇか!!」
メタいぞケンジロウ研「うるせぇ!」
「………お腹すいた………」
コ「おじさん早くご飯用意して。」
研「言っとくけど俺召使いでもなんでもないからな?!仮にも悪役だからな?!」←
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今日分かったこと
▪Aちゃん記憶を無くしちゃった
▪でもコノハとめっちゃ仲いい
▪コノハはAにめっちゃ甘い
▪ケンジロウは召使い←
つまりは俺得ドヤァ←
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マナミ - コノハァ 落ちがいい((((;゚Д゚)))))))テヘ☆ (2015年11月3日 12時) (レス) id: bfa6b90bfb (このIDを非表示/違反報告)
亜依斗(*・ω・)ノ☆AITOだお☆(プロフ) - すごい面白い!更新頑張ってください! (2015年8月25日 8時) (レス) id: c3bb45ea5d (このIDを非表示/違反報告)
麻衣 - ヤバイぜwwwww机ドンドン叩きすぎて怒られたwww更新待ってるっす!!!!!← (2015年8月18日 15時) (レス) id: 25213b58aa (このIDを非表示/違反報告)
雷亜(プロフ) - どもども!!作品拝見させていただきやしたーww いやーあんまりカゲプロの転生物無かったんで見つけた時「見つけた!!」って思わず声に出してたww 続き読みたいからこれからも更新待っとるな!!(*^^*) (2015年4月4日 23時) (レス) id: 1e88026637 (このIDを非表示/違反報告)
湖詠@♯ - こんにちは!この小説とっても面白いです!これからも頑張ってください!応援してます! (2015年4月2日 12時) (レス) id: 2e445ac1d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りるら | 作成日時:2014年8月24日 1時