11、満面の笑み ページ11
Sou side
保健室のドアをしめ、俺とEveくんは体育館へ足を進めていた。
Eveくんが少し前を歩いており、俺が後ろを歩いている。
数歩歩いた時、Eveくんが俺の方へ振り返った。Eveくんは俺の顔を見て頬を膨らませた
E「……さっき保健室で絶対なんかあったでしょ」
S「え！？なんで？？？」
素直に思った疑問だった。保健室を出てから言葉は交わしていない。もしやエスパーかと思ったがそんなわけなかった。
E「気づいてないの？？…」
そう言って、 少しスマホをいじったかと思ったらカメラに切り替え俺にその画面をみせつけた。
E「ほら、これが自分の顔。」
そこに映っていたのは頬が緩み切っていた自分の顔だった。こんな顔しているのはちゃんとした理由があるのだ。
そう、Aと喋ったこと。Aをおぶったこと。Aにタメ口で話してもらえるようになったこと。
Aに爽くん呼びしてもらえたこと
今だって信じられない。俺の気分はふわふわと軽くて、甘くて、まるでわたがしのようだった。
S「んへへっ……
えへへへへ〜〜！Eve〜！」
俺は先程のAを思い出して、とっさにEveくんに抱きついた。
E「ちょ、やめてよ！あつい〜！」
S「え〜？いいじゃ〜ん！んふふふふふ！」
Eveくんは俺を引き離そうとするがそう簡単には剥がれなかった。
Aと話したことを思い出すだけでニヤケが止まらない。正直、おぶった時に背中に胸が当たっていてその時は理性をおさえるのに必死だった。
口角の下がる気配のないその顔で、Eveくんに引っ付きながら体育館へ向かった。
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めぞぴあの(プロフ) - 続きめちゃくちゃ気になります… (1月21日 23時) (
レス) id: 643686ad83 (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - 好きなタイプの小説です！これからも更新頑張ってください！ (2020年3月23日 3時) (レス) id: 490dac7e44 (このIDを非表示/違反報告)
ぼっちの田中(プロフ) - 夕藍雲さん» ありがとうございます！もういっその事推しにしてもらって(^q^)ｸﾞﾌﾌ(( 更新頑張ります！ (2020年3月2日 15時) (レス) id: ef08f8f0d6 (このIDを非表示/違反報告)
ぼっちの田中(プロフ) - M aoさん» 返信めちゃくそ遅れてすみません！更新頑張ります！ (2020年3月2日 14時) (レス) id: ef08f8f0d6 (このIDを非表示/違反報告)
夕藍雲 - 推しじゃないけど…っ！可愛すぎて…可愛いすぎて…もう…続き楽しみにしてますぅ！！ (2020年2月17日 19時) (レス) id: 9ea669d59f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼっちの田中 | 作成日時：2019年3月18日 22時
