【日プ2】僕をPick Me Up！

◎おきにいり ページ3

｢蓮汰ーーーーー！！！｣


西島｢わっ、｣


西｢Aっ！｣


｢まって今蓮汰タイムだから、洸人はあとで｣


西｢絶対だからなー？｣


｢はいはい｣


Aさんは、初めて見た時と今とではとっても印象が変わった。

最初は近寄り難い、気難しい人なのかな…って少し怖かったけど、いまはとっても可愛くて優しくて、魅力的な女の子。ほんとに可愛いひと。


西島｢どうしたんですか？Aさん、｣


｢蓮汰に癒されに来た！｣


西島｢ええ、僕に出来ますか？｣


「うん、もう既に…。」


西島「…？よかったです。でも顔が疲れてるみたいです、可愛い顔が台無し、ですよ」


「………お姉さんキラー？」


西島「へへ。」


「あざとい…！でもかわいい…！」


西島「かわいいじゃなくてかっこいいがいいです。Aさん僕より小さいのに！」


「おーーーい、それは関係ないでしょ！」


西島「んふふ、かわいいです。」


ちょっと顔が赤くなってる。かわいいが止まりませんAさん、年上なのに年上に見えなくて、ほっぺたがぷにぷにで、でもお顔は小さくて。


西「俺も〜」


「ううう、なにひゅんほ〜」


西「っはー、かわいー」


ぷにぷにとAさんのほっぺをいじくる洸人くんにちょっとムッとしたけど、「うるさい！」って洸人くんの手を振り下ろすAさんに少しだけ救われた。


あ、洸人くんショック受けてる…。


「蓮汰、ありがとね、疲れふっとんだ！」


西島「もう行っちゃうんですか？」


「うん！次はB行って、歌のレッスン少しする予定だからね」


じゃあね、って。
あ、行っちゃった。さみしいな。


西「いいな、れんちゃんは。」


西島「え？」


西「Aに甘やかしてもらって！！！！」


西島「洸人くんは、だめです。」


西「えっっっ」

◎きっかけはなんでも→←◎きまった

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す