もし、転校生が二人いたら…3【あんスタ】

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重い沈黙が私たちを包む


話があるって言ったのは君だよね！？そろそろ話そうか！


氷「……」


まだ無言ですか


「……何の用があったのですか」


氷「……今日、掲示板にお前達の写真が貼られてただろう？」


あー、あったね、そんなこと


「それがどうしたの」


氷「俺は掲示板から人が去っていく時にそこに着いたんだ、その時……」


氷鷹くんは何かをためらった


「その時、どうしたんです」


氷「……昨日、お前と飯島が話しているのを聞いてた」


知ってます


氷「飯島が怒鳴ってるのは始めてみた」


それは、男子の前ではぶりっこだからね


氷「お前は飯島に何かしたのか？それとも飯島が何かしたのか？」


そうだねー


「どっちも、かな」


氷「どっちも？」


「そう、私たちが元々仲が良くないのは見ていて分かるでしょう？私から何かをした覚えはないけど、売り言葉に買い言葉みたいに言い返してるからね……だからどっちも」


まぁ、飯島が突っ掛かって来なかったら何もしないんだけど


氷「……じゃあ、飯島が怒鳴った時、どんな話をしていたんだ？」


……


「この事を明星くんには言わないかい？」


氷「なぜだ？」


「自分の恋路には興味ないけど、人の恋路は誰であろうと応援したいからね」


自分の好きな人を取られる時は別だけど


氷「……分かった」


「飯島が、男子と仲良く話すなって言ったんだよ。でも、その後すぐに一年の男子と話したのを見られてたみたいでね。それを言われておちょくったらあの状態、って訳」


氷「……っ」


悲痛な顔をしてるね、まさか、そんなことをする人とは思ってなかったんだろうね


「あ、私、家あっちだから。さよなら」


氷「！まだ聞きたいことが……」


「今度聞くよ」


これ以上何が聞きたいんだろう


それよりも、陸上部、終わってたかなー


帰ってなかったら明日怒られるよね


……終わってますように


〜〜〜〜〜〜〜
コメント返し

桜坂さん
コメントありがとうございます！
応援ありがとうございます！ご期待に答えられるよう頑張ります！
よろしくお願いします！

ayaさん
コメントありがとうございます！
主人公いいですか？良かったです(*´∇｀*)個人的に2-Bと仲良くさせたかったんです！応援ありがとうございます！
頑張ります！よろしくお願いします！

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