わたしのおとーさんはゆーめいじん【桃】【すとぷり】

じゅう ページ10

さとみside




歌ってみたの編集が終わり、風呂に入ったあとのこと。




「そんなにじーっと、何見てるんだ？」




何か、Aがテレビにぐんと近づいて見ていた。




「おーい？何、見てるんだ？」




「おとーさん！みてみて！！」




「ん？」




見ると、「はじめてのおつかい」を見ていた。




「何だ、行きたいのかww？」




「だって、わたしよりちょっととしうえのこがいってるもん！わたしだっていけるもん！！」




「でもな〜」




テレビでは、少し田舎っぽいところ。でも、俺達んち、東京だからな〜




「もうちょっとしたらな。」




「いやだ、いやだ！！！」




「…えー」




危ないしな〜どうするか。




ちらっとテレビを見ると、




[スタッフ、分かりやすいなww]




[若干、ばれているんじゃないか？ww]




ﾋﾟｺｰﾝｯ「あぁ！いいな！それ！」




「おとーさん？」









「頼んだ。莉犬。」




「まあ、いいけど……」




スタッフで思い付いたんだ。なら、ついてかせたらいいのだと！！




俺ならばれそうだしな。




「耳を取ったお前なら、絶対ばれないwはずwww」




「それ、誉めてる？」




「まぁまぁ。Aが行ったら、着いていくんだぞ！」




「ハイハイ」




さて。俺は、準備しないと。




「おとーさん！ついてこないでね！」




「はいはいw」




大丈夫。俺は、ちゃんとここにいるから。




「じゃあ、いってきます！」




「おー、早く帰ってくるんだぞ」




「うん！」




俺が頼んだのは、あいつの好きなショートケーキところんの好きなモンブラン。※勝手に決めました！




俺んちところんち、近いからついでに渡してこいっていったんだよな。









さて、後は頼んだぜ。




「莉犬。」

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