わたしのおとーさんはゆーめいじん【桃】【すとぷり】

なな ページ7

「…………え」




嘘……だろ




{……さとみ。}




「……ん」




{お前の気持ちもよくわかる。諦めてしもうたんやろ？でも、Aちゃんの親は…………………お前一人やで？」




「！！！！！」




ずっと分からなかった。Aの父親として、何かしてあげただろうか。もう父親失格なんじゃないか。でも、




「Aの父親は俺一人……だな。」




{さとみ………！}




「病院はどこだ？今から向かいたいんだが」




{ころんから聞いたから知らんけど……多分○○病院やと思う。そこにころんいると思う。}





「分かった。」




{後、……泣かんとな。}




「え？」




{いや、泣くかなーって思ったけど…泣かんって}




「そんなに珍しいことじゃないだろ。」




{まぁな。じゃあ、切るわ。}




「ハイハイ。」ﾌﾞﾁｯ




ﾌﾟｰﾌﾟｰ




よし。




「謝らないとな。」

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