さん ページ3
さとみside
最近、仕事が忙しい。
前よりも家に帰れなくなっていた。
それに、Aにはいろいろ家事をしてもらっている。
父親なのにそばにもいられず、仕事を理由にたった四歳のAに家事を押し付けている俺は、
「父親失格かな……」
「やっぱり悩んでいるんですか?」
「あ、るぅと。」
「Aちゃんときっと何かあったんでしょうね。」
キュキュッと俺達が乗っていた車が止まる。
「んー何かあったというか…いつもAに苦労ばっかさせてるかなと思って。」
「確かに、最近さとみくん家にも帰ってないんだっけ?」
「あぁ。」
「なら、夜話してくればいいんじゃないんですか?仕事は僕にまかせてください。」
信号が青になり、車が動き出す。
「………そうだな。話してくるよ。」
俺の心も少し動き始めた気がした。
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季節ハズレの雪だるま - ありがとうございます!更新はちょっと止まりますが、復活した時はじゃんじゃん書きますね!! (2021年8月27日 13時) (レス) id: 4a68dd3150 (このIDを非表示/違反報告)
rings - 面白いです!早く続きが読みたい…。更新頑張ってください! (2021年8月25日 23時) (レス) id: 40f3ba0e6d (このIDを非表示/違反報告)
わんだふる - さとみくんがお父さんとか萌える!かわいい(*≧з≦) (2021年8月24日 15時) (レス) id: 48ef6fa197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:季節ハズレの雪だるま | 作者ホームページ:http:
作成日時:2021年6月26日 18時