＊9 ページ9
・
・
「え、何これ」
部活(女バス)が終わって家に帰ってみれば、
リビングのテーブルにたくさんの湯豆腐が置いてあった。
赤司「あ、お帰りA」
台所からエプロン姿の赤司さんがひょっこりと顔を出す。
「ただいま。
･･･で？なにこれ」
赤司「何って、見て分かるだろう？湯豆腐だ！」
「だよねー･･･」
もしかして、桃井ちゃん達が言っていたのは当たってるのでは･･･？
そう思った私は聞いてみる事に。
「あのさ、赤司さん」
赤司「なんだ？」
「もしかして、毎日夕食は湯豆腐とか･･･ありえませんよね？」
赤司「え？毎晩湯豆腐だけど」
「･･･」
もうこれは確実に当たってるね、うん。
「軽い男だね、赤司さん」
赤司「軽っ･･･！？軽くない！！なんで急にそんな事を言うんだ！」
「だってアレでしょ？ここの執事になったのは毎晩湯豆腐が食べれるから･･･的な」
赤司「うっ･･･」
図星だったのか、赤司さんはビクッと肩を震わした。
･･･が、すぐにため息をついて口を開く。
赤司「まぁ確かに毎晩湯豆腐だとは聞いたが･･･執事をするとは聞いてなかったんだよ」
「え？」
赤司「アレだ、
『湯豆腐が毎晩食べれる』
これを言われた瞬間頭の中はこの言葉がリピートされてね。
それから適当に返事してたら執事にってなってたんだよ」
「わー、それ凄いね。赤司さんの湯豆腐に対する愛が物凄く伝わってくるよ」
赤司「そうだろうか･･･？」
「うん」
赤司「あ、確かに俺は執事にならないかと聞かれた時に適当にはいと返事してしまったが、
あれは俺の意思で言ったわけじゃないからな！
だから俺は執事になったというのは認めない！！」
「はいはい分かった」
宮地『ただいまーっ』
高尾『たっだいまーー！』
「あ、帰ってきた」
赤司「お！よし、じゃぁ既に黄瀬達は帰ってきてるからAは念入りに手を洗ってくるように！」
「オッケー」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 264人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メイミ(プロフ) - やぁ、お久〜メイミレスwwなんか顔出せなくてごめんね！ついに新作が残メンで実は毎日きてたんだよ！新作私も作ったから暇ならきてー！ (2015年4月12日 17時) (
レス) id: 28a7cd3a58 (このIDを非表示/違反報告)
めいなん(´・д・)⊃□ﾋﾞｰｴﾙﾎﾞﾝ - 面白いですけど、31話のメイドさんの自己紹介ではルーズなのにその後からはローズになっていました。 ローズってどこから出てきたんですか？ (2015年4月12日 9時) (レス) id: 1bf8e05c63 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - ダジャレベル高いww (2015年4月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 153ba81df2 (このIDを非表示/違反報告)
ヘタ眉(プロフ) - ののんさん» わざわざありがとうございますm(＿)m (2015年3月22日 11時) (レス) id: 9bdd39ccf0 (このIDを非表示/違反報告)
ヘタ眉(プロフ) - 零韵-れいん-さん» はじめまして！ どれもすごく面白いだなんて…ありがとうございますm(＿)m 赤司くんいいですよね(oﾟ▽ﾟ) 楽しく読んでくださり、ありがとうございますっ！ いえ、全然上からじゃありませんよ汗 わざわざありがとうございますっ！ 頑張らせていただきます！ (2015年3月22日 11時) (レス) id: 9bdd39ccf0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヘタ眉
| 作成日時：2015年2月27日 18時
