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目を閉じると、そこは闇のように暗くて。






時計の針が一定の感覚を刻む音が聞こえた。









キスって、どんなのなんだろう……




恐怖と不安と緊張が混ざり合って、とても変な気持ちだ。








そんな気持ちも束の間。





そっ、と私の唇にちょっとだけ柔らかい感触が。








……と、同時に。









ガチャッ








父「A、帰ったぞーっ!!」




母「あらら、お邪魔だったかしら」




赤司「あっ………」



「………」









お父様とお母様が、



帰ってきた。









「……」






今さっきまで不安とかだらけだったのに、


今ではできなかった事がとても悲しかった。








……はっ!!

 

ちょっと待ってよ?




そんな事より先に、皆が色々しでかした事を報告しなければ。









「あ、あのねお母様方!この執事達全然執事らしいことしてくれなかった!」



父「えー?」



母「あらあら、この人達はとても礼儀正しい執事達よ?」







いや、それは絶対ないと思うんだけど。



だって……









森山「お嬢様、お薬をご用意いたしました」



伊月「Aお嬢様、寝とかないと風邪が悪化してしまいます。体が冷えないよう布団をかぶってください」



宮地「そろそろタオルも温くなってきたのでは?変えますので、少しの間待っててくださいお嬢様」



黛「ん……お嬢様、少し汗がでてきているようですね。首元とかだけですが、拭かせていただきます」



高尾「Aお嬢様、お粥ですがお作りしました!少しでも食べてもらえるようにとAお嬢様が好きな梅も入れておきました!」



黄瀬「力が入らなくて自分で食べれないというのでしたら、俺が食べさせるので遠慮無くお申し付けくださいね!」





「…………え、ナニコレ」






赤司「Aお嬢様、どうかなさいましたか?」









ニコッと微笑む赤司さん。



この人達は……………!!!









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メイミ(プロフ) - やぁ、お久〜メイミレスwwなんか顔出せなくてごめんね!ついに新作が残メンで実は毎日きてたんだよ!新作私も作ったから暇ならきてー! (2015年4月12日 17時) (レス) id: 28a7cd3a58 (このIDを非表示/違反報告)
めいなん(´・д・)⊃□ビーエルボン - 面白いですけど、31話のメイドさんの自己紹介ではルーズなのにその後からはローズになっていました。 ローズってどこから出てきたんですか? (2015年4月12日 9時) (レス) id: 1bf8e05c63 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - ダジャレベル高いww (2015年4月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 153ba81df2 (このIDを非表示/違反報告)
ヘタ眉(プロフ) - ののんさん» わざわざありがとうございますm(_)m (2015年3月22日 11時) (レス) id: 9bdd39ccf0 (このIDを非表示/違反報告)
ヘタ眉(プロフ) - 零韵-れいん-さん» はじめまして! どれもすごく面白いだなんて…ありがとうございますm(_)m 赤司くんいいですよね(o゚▽゚) 楽しく読んでくださり、ありがとうございますっ! いえ、全然上からじゃありませんよ汗 わざわざありがとうございますっ! 頑張らせていただきます! (2015年3月22日 11時) (レス) id: 9bdd39ccf0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヘタ眉 | 作成日時:2015年2月27日 18時

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