*28 ページ28
・
赤司くんは山田くんの手からナイフを取り上げると
誰もいないところに勢いよく投げ捨てた。
カラン・・・、と屋上に甲高い音が響く。
山田「チッ・・・ふざけるなよクソが」
今までニコニコ顔だった山田くんは一気に真顔になり、
赤司くんを睨みながら胸ぐらを掴んだ。
赤司「君がAの事が好きなのは充分分かった。
・・・が、君の愛は歪みすぎだ」
そう言うと、後ろから高尾君が山田くんの首を軽く叩く。
すると、山田くんはスッと魂が抜けたように力なく崩れ落ちた。
高尾「これで山田くんは一時起きることはないっしょ!」
宮地「ナイスだ高尾!!」
高尾「あだっ!ちょ、叩かないで!?痛いっすよ宮地さーん泣」
伊月「痛い・・・はっ!妖怪体操すると、足が八日痛いそうだ!!キタコレ(*゚▽゚*)」
森山「・・・なんかここ、寒くね?」
黄瀬「寒いっスね」
伊月「やめろっ!日向達並に酷いぞお前ら!!」
泣きそうな伊月さんに対して、皆は笑いながらからかっていた。
それを微笑ましく見ていると、
黛さんだけ私の方に近づいてきた。
黛「A、大丈夫か?」
眉を八の字にしながらも
黛さんにしては珍しくニコニコと笑って
手を私の前に伸ばした。
私はその手に自分の手を置くと
ギュッ、としっかり掴まれて
ゆっくりと立たされて何故か黛さんの腕の中に。
・
264人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メイミ(プロフ) - やぁ、お久〜メイミレスwwなんか顔出せなくてごめんね!ついに新作が残メンで実は毎日きてたんだよ!新作私も作ったから暇ならきてー! (2015年4月12日 17時) (レス) id: 28a7cd3a58 (このIDを非表示/違反報告)
めいなん(´・д・)⊃□ビーエルボン - 面白いですけど、31話のメイドさんの自己紹介ではルーズなのにその後からはローズになっていました。 ローズってどこから出てきたんですか? (2015年4月12日 9時) (レス) id: 1bf8e05c63 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - ダジャレベル高いww (2015年4月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 153ba81df2 (このIDを非表示/違反報告)
ヘタ眉(プロフ) - ののんさん» わざわざありがとうございますm(_)m (2015年3月22日 11時) (レス) id: 9bdd39ccf0 (このIDを非表示/違反報告)
ヘタ眉(プロフ) - 零韵-れいん-さん» はじめまして! どれもすごく面白いだなんて…ありがとうございますm(_)m 赤司くんいいですよね(o゚▽゚) 楽しく読んでくださり、ありがとうございますっ! いえ、全然上からじゃありませんよ汗 わざわざありがとうございますっ! 頑張らせていただきます! (2015年3月22日 11時) (レス) id: 9bdd39ccf0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヘタ眉 | 作成日時:2015年2月27日 18時