【カゲプロ】欺く僕に君との誓いを【カノ】

すきなひと貴女side ページ11

修哉、なんか元気ないなって思って部屋に行ったのが間違いだった...









修哉の部屋の前に来た時、









なんかひとりでぼそぼそ言ってたから、耳をドアに近づけてみたんだ、









そしたら、









カ)僕だって好きなのに









って、完全にどう考えてもキドのことだよね。









あ！やべ、ドア若干あいてるじゃん！！









全体重をかけて耳を近づけて聞いていた私を半開きのドアは抑えることもできず、開いてしまった









ガチャ









そのあと私と修哉どんな話をしたかは言うまでもない。









それにわたしも何の話をしたかちゃんと覚えていない、聞いたことに対して必死に謝り、最後に応援するって言ったかな？









なにが、何が応援だよ。









戸)応援なんて、できるわけないじゃん...。









あぁ、私の人生で初の片思いなんて叶うわけないよね。









いつからだろうか、修哉のバスケ姿なんだろうか、すごくかっこよく見えて、いじわるだけど優しくて、魅力を感じてた。









修哉がキドのこと好きなのがわかってからこんな気持ちに気づくなんてな...ばかみたい。









戸)修哉...しゅ、しゅうやぁ...ｸﾞｽ。









こんなことで泣くなんてあほだな。私も。
早く泣き止まないと、みんなに心配かけちゃう









シ)おい、A









戸)！？、し、しんたろー...？









シ)泣くなよ。 なにがあったかしらないけど、今日は休め。たてるか？









手を差し伸べてくれるシンタロー









その手はとても暖かくて、優しさを感じた









優しいな、シンタローは









戸)ありがとね、シンタロー









シ)おう、辛くなったらいつでも話せよ。









戸)うん！でも大丈夫！！それに私明日学校だったんだ！！！キドにお弁当頼まなきゃ！！









シ)そうかw弁当なら俺頼んとくよ。
今日はゆっくり部屋で休め









戸)ほんと！？じゃあ頼みますwありがとねw









こうして騒がしい今日はおわった

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