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ここは酒屋、でも酒屋といってもただの酒屋じゃないの。
『Just a dream liquor store』
英国最大の酒屋であり私が住み込みで働く職場。
席の前に設けられているのは大きなステージ、踊り子は踊り、ジャズが流れ、歌手が歌う
そんな場所。私はもともとここで掃除をしていたけどオーナーに認められ今はこの店で歌ってるわ。
私の出番は午前0時、それまでに支度を済ませる。
私の魅力を引き立たせる真っ赤で美しいドレス、0時の本番になればより一層
きれいなドレスも際立ってドレスコードも恥じらうわ。
紅い口紅を塗った後、いよいよ本番。
「次は、歌手のクロエ・アディ!」
軽いアナウンスの後私はステージに上がる。
大きな歓声を耳に入れ店の奥にいるバーテンダーを見る。
『Is this loveー』
私は、貴方の目の前にいるあの子より、今店に入ってきたその子より夢見る乙女じゃないけど
色気のあるジェラシー(嫉妬)今夜あなたに見せてあげる、そうしたら私の本気の気持ちに
気づいてくれるかしら?
ルイ、もしこの私の切なくて重い恋心がカゲキでムジャキなところに墜ちるっていうんなら
それもアリでしょ?私は泣き虫だけで昔ルイに『ナカナイ女=イイコ』って言われてから
部屋で一人で泣くようにしてるでも『ナカナイ女=イイコ』じゃないのよ。
私が一言でもいいよったら彼氏になるっていうような男性はいくらでもいるわ、
そうしたら簡単にカゲキでムジャキな恋に墜ちれるでも私はどれだけ辛くとも
この私の切なくて重い恋心をルイに向け続ける。
イイコでしょ、泣き虫でも想いを太く持つことはできるの。
私は、あなたに振り向いてもらえるまでチェリーは頂かない。
でも、今はおあずけされてるだけそぐ私のもとにやってくるわ。
『Tonight I turnedー』
拍手とともに私はステージから降りる、今から向かうのはルイ、貴方のトコロよー
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作者名:夜空 | 作成日時:2017年1月3日 0時