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06:その白い人は ページ6
―赤司side―
ガラッ
勢いよくドアを開け
その巨体を揺らし入ってきたのは
紫原だった。
赤「敦、どこに行っていた?」
紫「ごめん赤ちん。お菓子買いに行ってた〜。」
黒「相変わらずですねって紫原君どうしたんですか?」
黒子が驚くのも無理はない。
お菓子をこよなく愛する紫原が
自分以外の者にお菓子をあげているではないか。
これ、あげる〜
美味しい?
名前は?Aちん〜?
ちっさいね〜
ゆったりと話し始めた紫原に
後押しされたのか
他のキセキや桃井も質問攻めをしている。
少し緊張しているのか
ふるふる震え真っ赤な顔のAも可愛いが…
赤「お前たち、いい加減にしなよ(シャキーン」
この後、軽やかに鋏が中を舞い
赤司の冷ややかな声と目から
春の暖かさが消えたのは言うまでもない。
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作者名:杠 | 作成日時:2012年12月26日 22時