帝光中の悪女は狂愛されているようで〜第２章〜【合作 黒子のバスケ】

▼ 依存度 ページ13

『皆〜っ』



私がそう言って征君達のところへ行くと思いっ切り抱きつかれる


あらあら。そんなに私が他の駒(クラスメイト)達と話してるのが気に食わなかったの？


…ホント、可愛い子達


A…A…っと繰り返し私の名を呼びながら抱き締めてくる


彼等は私に依存してるもの


さつきをイジメから助けたのも私


才能がありすぎるゆえの嫉妬から生まれた行為から彼等を守ったのも私


そして、ホンモノの愛に飢えていた彼等にホンモノの愛を与えたのも…私


表面上の薄っぺらい愛じゃない


そんな薄っぺらい愛なんて、【愛】だと呼べないもの



『よしよし…大丈夫だよ。私は皆から離れないから』


｢…ホントに…？｣


『もちろん！だって皆の事大好きだもん』



そう言って微笑むと狂気を孕んだ目で私を見つめる皆


【狂愛】…周りからはそう呼ばれるモノだが、私にとってはこの愛情の方が心地いい


だって、狂おしい程に私のことを愛してくれてるってことでしょう？



『皆、みぃーんなっ！私が愛してあげる』


｢｢｢｢｢｢｢ああ。俺(僕／私)達も…Aヲ愛スヨ｣｣｣｣｣｣｣



私がそう言うと、皆も笑顔でそう応えてくれた

▽ 彼らへの執着→←▽ 価値がない駒

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