みたらし団子 ページ25
お茶をご馳走になり、
いつの間にか日が傾いていた。
新八くんと神楽ちゃんにお礼を言い、
扉を閉める。
私は屯所へ……ではなく。
途中で甘味屋により、みたらし団子を何本か買った。
これで彼はよってくるはずだ。
………そろそろだ。
銀時「なーんかいいもん持ってんねー姉ちゃん」
いつの間にか私の右隣に現れるこの男。
桐鳥「銀時さん……」
今絶賛疑われ中のこの男。
そんなこと、彼は知らないだろう。
銀時「んー?おっ、みたらし団子じゃーん」
そう聞こえた瞬間、私の手から消えた団子たち。
………ん?
桐鳥「…私の、団子…」
銀時「うんま!!!やっぱうま!!!」
桐鳥「てめぇ返しやがれぇええぇえええ!!!」
飛び膝蹴りを1撃。
銀時「んぁ!?テメー何しやがる!!!」
桐鳥「何しやがるとかこっちの話ですよ!!なに人の団子勝手に食ってるんですか!?」
彼はそういうやつなのだ。
俺がみたらし団子を持っていればすぐにやってくる。
そんなやつなのだ。
銀時「ん?どした?なんかついてる?」
こいつが、疑われている
それは、私にとっても辛いことだった。
桐鳥「いえ。なんでも。」
私にしてはらしくないな。
銀時「……悩みでもあんなら
桐鳥「あ、土方さんに怒られる…」
じゃあ、また。
そう言って、私は屯所にむかって駆け出した。
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エルマロ(プロフ) - 続きが気になる… (2020年6月6日 12時) (レス) id: 4f30ca6216 (このIDを非表示/違反報告)
エルマロ(プロフ) - 面白いですね!更新頑張ってください! (2020年4月29日 13時) (レス) id: 4f30ca6216 (このIDを非表示/違反報告)
#性別行方不明 - ご指摘ありがとうございます!!!小五郎になってましたね、申し訳ございません。 (2019年4月29日 15時) (レス) id: c7972307f2 (このIDを非表示/違反報告)
ノーマン愛してる - 小太郎です (2019年4月25日 20時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:#性別行方不明 | 作成日時:2019年3月31日 19時