138話前編 ページ45
角「出て来いッ! デイダラァ! 飛ダァァンッ!」ドカァァァン
小「今すぐ出てきたら…即死で許してあげるわよぉ…早く出て来なさぁい…」ゴゴゴゴゴ
デ「……」カタカタ
飛「なぁ…」 カタカタ
デ「な、なんだよ…」カタカタ
飛「オレ…今日死ぬのか?」
デ「縁起でもねぇこと言うんじゃねぇ! うん!」
ピクッ
角「そこかぁッ!」キィィィン
飛「やっべ…逃げろー!」スッタカター
デ「お、おい! おいてくなぁッ!」
デ(よォ! 読者のみんな! いつも読んでくれてありがとよ! うん! なんで急にこんなことになってんのかみんな知りてぇだろ? それはな、二時間前のお昼までさかのぼるんだが…)
〜〜二時間前〜〜
遂に新作が出来上がったんでオイラはウキウキしながらAの部屋に向かったが中には誰も居ない 下にいるのかと思ったが居たのは団子を食ってたイタチだけだった
デ「なぁ、A見てねぇか?」
イ「ん? そういえば…風呂場に向かうところを見たが…どうしたんだ?」
デ「実はな! オイラの新しい作品ができたんだよ! 早くAに見せたくてなぁ うん!」
イ「そうか…なら風呂上がりに見せてやるといい」
デ「あぁ そうするか うん」
風呂なら仕方ねぇ、と思い部屋に戻ろうとしたら飛段が風呂場に向かうのが見えた
デ(あんのヤロウッ! )
オイラはチョー特急で飛段の前に立ちはだかる
デ「なぁ…風呂場になんの用だ? うん」
飛「なんの用って…んなもん覗きにきまってんだろ」
もはや隠すことすらなく、尚且つ顔は真面目だった
オイラは恥ずかしさで今にも爆発しそうだってのに
デ「て、テメェなぁ…/// なに真顔で///」
飛「オレ、アイツ見て思ったんだよ…でっかくなったなぁってよ…(胸が)」
デ「ま、まぁ確かに…でかくなっよな…(背が)」
飛「な? だから、一緒に覗こうぜ」キリッ
デ「待て待て待て! なんでそうなんだよ!」
飛「照れんなってェ! ドアからちょっと覗くだけだからよォ」
デ「バ、バカ! オイラは…別に…///」
角「楽しそうだな…」
小「私も混ぜてもらっていい?」
ピシッ
そっと振り向くとそこには…鬼が二人居た
デ「ふ、二人とも…ち、違うんだこれは」
角「死ぬ覚悟は出来たか?」ザワザワ
小「もちろんできてるわよねぇ?」パラパラ
恐ろしいくらい満面の笑みで二人の鬼は笑う
飛「に、逃げろーッ!」バビューン
デ「うわぁーっ!」バビューン
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作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年9月14日 19時