135話 ページ41
わたしはすぐにナルトくんから離れてイタチさん達の所まで飛び退く
自「……お前さんは、やはりアマツマか…まさかとは思ったが…」
「こんにちは、自来也さん…」
鬼「さすがは伝説の木の葉の三忍の謳われた、自来也さん…いくら貴方のような無類の女好きでもそう簡単に足止めが成功するとは思っていませんでしたよ」
自来也さんは肩に担いでいた女の人を近くに下ろしてナルトくんの前に立ち塞がる
自「ワシをナルトから遠ざけた理由は大方見当がついとる 狙いはナルトの中の九尾だな?」
イ「なるほど、通りでカカシさんが知っていたわけだ 自来也さん、あなたがその情報源という訳か」
イタチさんに続いてわたしも喋る
「ナルトくんを連れていくのは、わたし達の組織…
"暁”からの至上命令だから と言ったところで素直に渡すはずがありませんよね?」
自「当然、ナルトをやるわけにはいかんのォ お前達はワシがここで始末する…」
わたしも鬼鮫さんも刀を構える
サス「手を出すな……そいつは…俺が殺す…」
「サスケくん…」
彼の目は憎しみに満ちていた…それもそうだ、目の前には一族の仇である実の兄がいるのだから
イ「今、お前には興味ない…」
サス「ふざけるなぁッ!」
叫び声をあげてサスケくんは襲いかかる、しかしイタチさんはそれを容易くさばきサスケくんを壁に叩きつける
ナ「ッ!…サスケ!! A! お前の仲間なんだろッ! やめさせろよ!」
「……これはイタチさんとサスケくんの問題…わたしが仲裁する義理は無い」
自「…」ジリッ
鬼「聞いていましたか? これはお二人の問題です
あなた方には大人しくしてもらいますよ?」
すると、突然…
サス「うわぁぁあああッ!!」ガクッ
サスケくんは大きな悲鳴をあげると力尽きたように倒れる そして、イタチさんの目は万華鏡写輪眼になっていた
鬼「弟さんにまでツクヨミを使いますか…相変わらずですねぇ」
「イタチさん…」
『これ以上目を使えば…イタチさんの体にも…』
イタチさんに声をかけようとした そのとき
ナ「テメェら…いい加減にしやがれッ!」シュバッ
ナルトくんはわたし達を無視し、サスケくんの元まで走った わたしが追いかけ捕まえようとすると突然周りの壁の縁から肉の塊のようなものが出てきて宿屋の廊下を覆った
「ッ!…これは!」
自「忍法・がま口縛り…残念だったのォ イタチ、鬼鮫、A お前達はもうワシの腹の中だ…」
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作者名:溝呂木 | 作成日時:2019年9月14日 19時