「NARUTO」竜の巫女は暁の黒幕に出会う

26話 ページ29

ミ「ハっ！ たかがガキふたりで何が出来んだよ？」

ズザァ チャキッ

「試してみる？ たかがガキかどうか？」ギロッ

ミ「グッ…」
イ「なんだ…この気迫…」

ナ「A、コイツはオレがやる…お前はイルカ先生を看ててくれ」

「……リョーかい」スチャッ
わたしは刀を納め、先生の傷を見た

『魂御憑子を使いたいけど…今ここで竜遁は使えないな、応急処置はしておこう』
チャクラを流す

イ「お前…医療忍術も出来るのか？」
「はい、多少は…あまり動かないでください
それに…ナルトくんなら大丈夫です 彼は強いですから！」
イ「……あぁ、知ってるよ！」

そして、ナルトは影分身を大量に出して ミツキをボコボコにしてやった

ナ「にししっ…ちょっとやりすぎちゃった」

「ナルトくん！すごいね！ 難しい影分身の術を会得するなんて！」

ナ「おう！ イルカ先生は大丈夫か？」

「一応、応急処置はしておいたよ、でも無理したらダメですよ」

イ「すまない…A」

「早く、病院に…」
イ「ちょっと待ってくれ！ ナルト…ちょっと来い お前に渡したい物がある」

ナ「なんだってばよ？」スタスタ

すると先生は、ナルトくんのゴーグルを外して自分の額当てをナルトにつけてあげた

イ「卒業…おめでとう！」
「おめでとう！ナルトくん！」

ナ「ッ！……イルカ先生〜！」ガバッ
イ「痛ってぇええ！」
「あはは！」

よかった、無事合格して このままじゃわたしの任務も積んじゃうからね そうだ、蘭保住に伝えないと！

　 〜火影低〜
ヒ「ミツキのヤツめ喋りおって…イルカでは荷が重いかもしれんのぉ やはりワシが…」
上忍「誰だ貴様！ ここで何をしている！」

なんじゃ？

ラン「何って言われてもな〜…ちょっと火影様に伝言があるんだけども〜 …あっ、ここかな？」
上忍「おい待て！」ガチャ
ラン「失礼しま〜す、火影様にAからの伝言を伝えに来ましたよ！」

ヒ「なに？ お主は…」

上忍「申し訳ございません、火影様…」
ヒ「構わん、下がってよい」
上忍「は、はぁ」

ヒ「それで、 お主は何者じゃ？」

ラン「俺はAの口寄せ獣です！ 実は…
…えっ？ 終わったの？ せっかくここまで来たのに〜…あぁ、すいません どうやら終わったみたいです 」

ヒ「そうか…それはよかった」ホッ

ラン「大変おさわがせしました、それでは！」ボン

「皆、もう心配はいらん もうじき帰ってくるじゃろ」

あの年で口寄せを…あの子はただの少女ではないな…

27話→←25話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す