【おそ松さん】私は六つ子の姉です

36松【自立(2)】 ページ37

『それが姉に対する態度？今、自分が何をしたかわかっているの？』

おそ松を睨み付ける。

それに負けじと私を今にでも殴りかかりそうな眼差しで見つめるおそ松。

正直、喧嘩しておそ松に勝てる自信などない

でも、私とおそ松の空気に圧されて何も言えなくなる家族達

おそ「姉？笑わせんなよ。俺はお前のこと、姉だなんて思ったことはねぇよ」

姉と思ったことはない

その言葉がひどく突き刺さる

パチン

気づいたら私はおそ松の頬をビンタしていた。

それを待っていたと言わんばかりに私の顔を思いっきり殴るおそ松

『うぐｯ…！？』

体が飛びちゃぶ台に倒れ混む

カラ「おそ松！！！！！！仮にも相手は女の子なんだぞ！！！？」

痛みで動けない私を心配してくれる十四松を見ていると自分が情けなくなる

おそ「ﾊｯ、女の子ｫ？こいつが？ただの化け物じゃねぇかよ」

トド「おそ松兄さん！！」

『や……め…て…私…のこ…と…は……いい……から…』

私を再び殴ろうと近づいてくるおそ松

ふっとフラッシュバックする記憶

怖い









怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

ゴｯ

おそ松を殴り外へつれ出すカラ松

「離せ！！！！！！離せクソ松！！！！ぶっこ ろすぞ！！！！！」

私は見送るように見つめると、すっと意識を手放した

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