新壱番隊 ページ15
悲惨で残酷な現実に折れそうになった心を
支えてくれたのは直人だった
そして可能性を繋いでくれたのは
ドラケン君や三ツ谷君、一虎君、千冬、Aさん...
みんなの想いに立ち上がり
未来を変えるために戻ってきた
戻ってきて八戒と関わって
八戒が悪いヤツじゃねぇのは分かった
けど、なんで未来があんな事になっちまったのかは
分からねえ事ばかりだ
俺が黒龍と揉めたことで東卍との抗争になるかもしれない
そんなの絶対にダメだ！
俺が1人で片付ける！
そう1人で抱え込む俺を千冬は外に連れだした
ーーーーーーーーー
A「千冬君〜」
千冬に連れ出され
ついた先には何故かAさんがいて
こちらに手を振っている
反射的に手を振りながら疑問の声を上げれば
千冬が答えるように教えてくれた
千冬「いや、お前なんか思い詰めてるからさ。なんか考えるのにもバカ2人じゃ話になんねーだろ？楽しくいこうぜ！」
千冬の言葉に...
Aさんの笑顔に...
いろんな感情が込み上げてきて
つい...
つい、俺は2人に未来の事を語ってしまった
限界だったんだと思う...
信じてもらえなくてもいい
ただ、とにかく誰かに想いをぶちまけてしまいたかった
荒唐無稽な話を2人はただ静かに聞いてくれて
話終わった後
流石にマズかったんじゃないかと
不安になって誤魔化した
そんな俺を否定することもせず
2人はどこか納得したような表情
『大事なのは結果じゃねぇ！誰も見てねぇのにお前は逃げずに戦った。俺はお前を尊敬する』
誰よりも犠牲を払った千冬からの言葉に涙が溢れた
A「そんな良いこと言われちゃ、私の立つ瀬がないなぁ。男の友情ってなんか良いね。羨ましいなぁ。素直に話してくれてありがとう、武道君」
武道「信じてくれるんすか？」
A「信じるよ。だって...今回も私に渡すものがあるんじゃない？」
その言葉に俺は何故か毎回一緒に時空を超える
キーホルダーを取りだし渡した
武道「あの、それって...」
A「分からないけど、多分これが私の鍵なんだと思う。未来の持ち主からのメッセージ」
武道「それって！」
A「ううん、万能な物じゃない。強い感情や感覚、うっすらとした誰かの記憶...。取り留めのないものばかり。でも、武道君の話を聞いて分かった。もっぱら情報集めかな。分からないことが沢山あるし」
千冬「良いじゃねーか、たけみっち。新壱番隊の諜報員。正式に入隊はさせられねーけど、それくらいは許されるだろ」
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くらら(プロフ) - 金成さん、りんごさん。お知らせありがとうございます。外したつもりになっていたようです。対応致しました。 (2023年2月28日 23時) (
レス) id: 1c45d362d0 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 他の方も言ってますが､オリ‘フラ立ってますよ！ルール違反になるので､外したほうがいいですよ！ (2023年2月28日 17時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
金成(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ (2023年2月26日 21時) (レス) id: dca7301a32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらら | 作成日時：2023年2月25日 3時
