【黒バス】"キセキ"みたいな毎日で。

とりっぷ.31 ページ31

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そう思っていると体育館から赤司が出てきた。




「…聞いていたのか？」


「あっ、盗み聞きするの忘れてた」

「オイッ！」


気になってたのに忘れてちゃ世話ないよね。


赤司に怒られるかも…




「……水月は正直だな。だが…もう時間も遅い、早く帰れ。…一緒に帰るか？」


「んー…今日は黒子と帰るよ！ありがとね、赤司」

「……気にするな、また明日な」

「バイバ〜い」

「じゃあな」


「バイバイ！また明日ね！！」




三人に手を降り居なくなったのを確認してから体育館に入った

そーいえば黒子と帰るの初めてかも。



「黒子ー、帰ろ！」


「水月さん、待っててくれたんですか？」

「まぁね」



薄暗くなった道を歩きながら黒子と話す
ふと時計を見ると8の数字を指していた


そりゃあお腹空いてるはずだよね、皆おにぎりとかパンとか休憩中に食べてるし
マネージャーはそんな時間ないもんな〜



「水月さん、赤司君は…いったいどんな人なんですか？」


「……え、どんなって言われても…」



優しくて…温厚で……信頼も厚くて……


……いい所しか無いんですが…？



「水月さん？」


「あ、ごめん。赤司が最強すぎてちょっと…」



あ、でも…身長は低いよね

私と少ししか変わらないし、紫原や虹村さんと比べたらちっちゃいもんね。


でも…



「黒子のほうがちっちゃいよね！」

「すみません、急に貶されるとは思ってなかったのでどう返せばいいか分からないんですが」



…まぁ、私が普通の人より高いんだよね
さつきなんて147くらいじゃないかな？

…地味に羨ましいわー





そうやって話してると別れ道についた。
黒子は送って行くと言ってくれたけど走って逃げた。

なんか申し訳ないしね

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