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番外編3 ページ40

「ね、カノ」
カノ「ん〜、何?」
「あのさ・・・、なんで君はあたしの手をつないでいるのかな?」
カノ「なんとなく♪」
カノはさっきからあたしの手を握ってくる・・・。
はぁ・・・、なんならセトに握ってほしい・・・。
でも・・・、セトはマリーちゃんと一緒だ。絶対、叶わないよね。
「どこへ行くの?」
カノ「いろいろ行こうよ!ん〜、ジェットコースターとか、お化け屋敷とか!」
「いいけど・・・」
カノ「あとさ、今日だけ、僕の事、修哉って呼んで?」
「はぁ!?」
あたしは驚いた。何を言っているんだ、こいつは。
カノ「いいじゃん!いいじゃん!ね〜!!!」
「うるさい、わかったよ、修哉」
カノ「なんで照れないの?」
「お前だから」
カノ「(泣)」

「・・・これで、セトも嫉妬するかな・・・?ぷぷ、セトの顔が想像できちゃうよ♪」

なんて、カノが作戦をたてていたなんて、知りもしなかった。

***セトside
マリー「セト!今度はお土産屋さんいきたいっ!」
セト「いいっすよ」
俺はマリーと一緒にいる。
くじの結果だけど・・・、正直、Aとがよかったっす。
Aは、カノとか・・・。どうしてるんだろう・・・。
どうしても嫉妬してしまい、胸がズキズキする。
マリー「あ、あれ欲しいな!」
マリーが指差したのは、可愛らしいクマのぬいぐるみ。
セト「買ってあげるすよ」
と、買ってあげた。
マリー「ありがとうっ!セト!」
その姿に思わず口元が緩む。素直に喜ぶマリーに少しだけ救われた。

しばらく回っていると、
マリー「あ、カノとAだ」
みると、カノとAが手をつないで歩いていた。

____ズキッ

胸が痛む。そうして、関係ないのにカノに嫉妬してしまう。

マリー「A〜!カノ!」
カノ「あ、マリーとセトじゃん!どう〜?」
「偶然だね」
Aが軽く微笑んだ。

ダメだ・・・。
これ以上嫉妬なんて、したくないっす・・・。
いや・・・、
2人が仲良くしているところなんて、見たくないっす・・・。

マリー「セトっ!」
カノ「え?」
「!」

俺はいつのまにか、その場から逃げだしていた。

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犬可愛すぎ - 途中めっちゃ泣きましたぁああ(泣) (2019年4月16日 18時) (レス) id: c540249a3f (このIDを非表示/違反報告)
メルティプリン(プロフ) - 歌詞は許可取ってなければのせちゃダメですよ〜。 (2016年12月30日 1時) (レス) id: 36f929ad32 (このIDを非表示/違反報告)
おみしゃ - めっちゃ泣く泣く!! 最高だったです!! (2016年8月15日 3時) (レス) id: ee70641d59 (このIDを非表示/違反報告)
七海 綾(プロフ) - オレンジの歌詞を全て載せるのはどうかと思います。歌詞の無断転載は違反です。早急に消してください。 (2016年5月24日 18時) (レス) id: 9035cbbd69 (このIDを非表示/違反報告)
イヌ。 - 泣けるぅぅ(;A;) あたし、小3の時、いじめにあってたからよけいにぃぃ (2016年3月22日 17時) (レス) id: db5ead0dca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しーこ | 作成日時:2014年1月7日 13時

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