第15話 甘い雰囲気にもっていけない… ページ17
「ねぇシンタロー」
「なんだ？」
「なんでこうなったんだっけ。」
私の今の目は完全に死んでるだろう。
力のない問にシンタローはさぁ…と投げやりに答える。
ことの始まりはキドだった。モモちゃんが行方不明だと告げられ私とシンタローは慌てたが
落ち着いて聞いてみるとはぐれてしまっただけらしい。
そしてモモちゃんを探すべくシンタローと共にキドにモモちゃんとはぐれた場所まで案内されたのだが
「…なんでお化け屋敷？」
「モモとキドが入ったからだろ」
はぐれた場所はお化け屋敷だった。私とシンタロー二人はモモちゃんを探すべくお化け屋敷に乗り込んでいる
因みにキドはというと入る前に立ち止まり固まってしまったのでおいていった。
どうやら怖いものが苦手らしい。本人は否定してたど凄い顔青かったし
「ところでA…」
「何」
「腕痛いんだが離してくんねぇか。」
「いや、ほら、シンタローともはぐれたら大変じゃん」
「いやでも痛いんだけど…」
男の癖に軟弱な奴め。だからモテないんだよ。
背後から物音が聞こえた気がして思わず肩を上げる。
嫌な汗が浮き出てくるのがわかった。
「…なぁA、お前もしかして怖いのか？」
「は、はぁ？そんな訳無いじゃん」
全く何をいってるんだこのヒキニートは。こんなもの所詮子供騙しだ。
おばけなんてそんな非現実的なものいるわけないんだし。
「うらめしやぁ〜」
「ぎゃああああ！！！？」
耳元で超テンプレのセリフが聞こえた。横を見ると青白い女の人がにたぁと笑っている。
思わず可愛げのない悲鳴をあげシンタローの腕をさらに強く握ってしまった。
あ、やべ。
「いってぇよ！」
「ご…ごめん」
謝罪をし、力を緩める。女の人はもういなくなっていた。後ろにカーテンがあるから多分そこに隠れたんだろう。
「なぁお前やっぱり怖いんじゃ…」
「そーんな訳ないでしょ！！？」
しつこいシンタローを怒鳴り手を離す。後ろで名前を呼ばれたが知るもんか
さっさとモモちゃんを見つけよう。そんでさっさと出よう
走ってると岩に隠れてるモモちゃんを見つけた。
ほっとして、声をかけようと近寄る
「モモちゃん！よかった、見つかっ…」
私の声でモモちゃんは顔を上げる。
その頭には斧が突き刺さっており額には血が流れている。
「やっと来てくれたんですね…」
低いモモちゃんの声に私は目の前が真っ白になるのを感じた
「…ってあれ！？Aさん！？やば、お兄ちゃーん！」
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雫月 - 久しぶりに見たら沢山話が…！ふぉーーーーー！w！ (2019年7月5日 21時) (
レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - コチラコソ！アリガトウゴザイマス！(嬉しい嬉しい嬉しい！) (2019年6月24日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» こんなんでよろしかったでしょうか…コメントありがとうございますm(_ _)m (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
トメィトゥ(プロフ) - 雫月さん» 「え、俺！？なんで俺が…あ、えっといつもありがとな、これからもよろしく…ってなに笑ってんだお前ら！！」 (2019年6月23日 19時) (レス) id: afec6e4094 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - シンタローからの返信欲しいです！できたらです！できたらお願いします！ (2019年6月23日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トメィトゥ | 作成日時：2019年6月5日 17時
