赤「3ヶ月だけ付き合ってくれ!!」貴「はぃぃぃ!?」【赤司征十郎】

05.The first love ページ5

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本当居酒屋ってうるさくて好きじゃない…。



まだ店の中に入ってないけど、

普通に騒がしいのが外にいてわかる。





はぁ、とため息をつきドアを開ける。






すると、

俺が来たのに気付き黄瀬が声を上げる。





手招きをされ、そこまで

歩いて行こうとすると1人の女と目が合った。






だけどすぐに逸らされてしまった。


普通に可愛いと思ったんだけどな…。






見た感じ、父さんが好みそうな人。


いや父さんの好みよく知らないが。






…でも、赤の他人だ。




やはり黄瀬に紹介してもらうしかないか…。







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黄瀬達の席に行くと、

早速お酒がきた。





みんながワイワイやってる中、

黄瀬に言った。





「なぁ、黄瀬。

女を紹介してくれないか？」





そう言うと同時に、




「「「「は？」」」」




と静まり返るみんな。






普段こんな事絶対言わないから、

みんな吃驚しているんだろう。







……本当は言いたくないんだよ。


しょうがないんだよ…。







「おま、どうした…？」


「なにがあったのだよ…。」



青峰と緑間が、

なぜか心配そうにそう言ってきた。




「誰かムービー撮ってないっスか!?」


「赤ちん大丈夫？」


「赤司君、なにがあったんですか…？」




「じ、実はだな……」







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理由を話すと、みんな納得してくれた。



「ド、ドンマイっスね…」


「…そうゆうことだから、

女を紹介してくれ。」



黄瀬に軽く頭を下げた。



「黄瀬、紹介してやるのだよ」




そう言われ、携帯を取り出す黄瀬。




「じゃあー…この子はどうっスか？」



早っ。

黄瀬が見せてきた写真に目を向ける。





「…却下」


「じゃあ…この子！」


「却下」



「この子は!?」



「却下」






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「いい奴がいないじゃないか‼

黄瀬、お前はろくな女がいないんだな…」


「ひどいっス!!

せっかく紹介してあげてるのに!!」




「はぁ…。」





27人見せられたが、全員ダメだ。


どうする征十郎。明後日だぞ。







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「あ、1人余ってたッス‼

この子はどうっスか？」







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