20.The first love ページ20
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その後、私たちはレストランに向かった。
「やっぱり征十郎にAちゃんは似合わないよ!!
だから父さんが…」
「それ、もう18回聞いてるんだけど…
父さんに渡す気ないから」
征ちゃんのお父さんは相変わらずで、
征ちゃん自身もはや聞き流してる様。
「それより、Aちゃんは
征十郎のどこを好きになったの？」
「えっ!?」
いきなりの質問に飲んでいた水を
吹き出しそうになる。
「…父さん、そんな質問やめてくれ。
困っているだろ？」
「いいじゃん別に〜
ね！ほら、どこ好きになったの？」
目をキラキラさせて聞いてくる征ちゃんのお父さん。
これは言わざるを得ないな…。
「えっと、優しくて…気遣いができて
紳士的でかっこいいところ…です!!」
会って2日だけど、これは本当のこと。
「ちょっ、答えるなよ…！」
征ちゃんは少し戸惑っていて
どこか照れているようだった。
「そういえば2人共、
同棲とかしてないのか?」
「してないけど…なんで？」
「それじゃあ今すぐ一緒に住むこと。」
は？と私と征ちゃんは
お互い顔を見合わせる。
「え、いや…あの…」
「父さん、それは…」
さすがにそれは無理がある。
だって実質付き合ってないんだよ私たち。
「親睦をもっと深めるためにもね!!
それに早く孫が欲しいし、
よし、決まりだな！」
もうナニイッテンダコノヒト。
「待って、
俺の家に2人で住むってこと…？」
「当たり前だろ！」
ハッハッハッとご機嫌そうに笑う征ちゃんのお父さん。
征ちゃんはイラっときたのか、
「それはまだ早すぎだろ‼」
と、少し声を張った。
すると征ちゃんのお父さんの顔がガラリと変わった。
その変わりように声を出しそうになる。
征ちゃんもマズイ…と言ったような顔をしていた。
「征十郎、父さんに逆らうんだ？」
さっきとはまるで
別人のように声が低くなっている征ちゃんのお父さん。
「す、すいません…。」
なんだか私まで謝ってしまいそうな程の圧力だった。
「…ってゆうことで、
来週からAちゃんは征十郎と住むようにね〜‼」
「え⁉ちょっ、あの…」
「A、すまない…。」
……マジですか。
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つき - こんにちは！！ 続きがとても気になるのでパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願いします！ (3月8日 18時) (
レス) @page29 id: 205cb1608c (このIDを非表示/違反報告)
pinkpanther4214(プロフ) - すごく続きが気になります。パスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願いします! (1月16日 18時) (レス) @page26 id: f21573e4a4 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 面白かったです！続きも読みたいのでパスワードを教えていただきたいです！よろしくお願いします！ (8月14日 5時) (レス) id: a0a4c294fa (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 面白かったです！続きも読みたいのでパスワードを教えていただきたいです！よろしくお願いします！ (8月14日 5時) (レス) id: a0a4c294fa (このIDを非表示/違反報告)
可奈(プロフ) - 恐れ入ります！パスワードを教えて頂きたいです！よろしくお願いいたします！ (5月11日 4時) (レス) id: fdf26bb9eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりきち＊ | 作成日時：2013年11月12日 21時
