【twst】今宵、悪役たちと。Ⅱ【mfmf】 (ページ4)

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突然、図書室からとんでもない音が聞こえた。

なんだなんだと一年生全員てんやわんや。

それと同時に、僕には嫌な予感がしていた。

それは、愛しいなにかを失うような感覚で。

頭にふっとAサンの顔が浮かんだ。

急ごう。彼女の身になにか起きたのかもしれない。

足を、動かした。

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そこは、ひどい有り様だった。

本はぐちゃぐちゃ、戦ってくれているすとぷりのみんなと、エースクンやデュースクンもボロボロ。

僕は、何もできずに呆然としていた。

すると、マフユサンとそらるサン？が来て、

そらるサン？は必死にAサンに訴えかけていて、

マフユサンは苦虫を噛むような表情で、

「ごめん、お姉ちゃん。」

と、呟いていた。

何がごめんなんだろう。こうなるまでほっといたこと？

何をするのが正解なのかよく分からなくなっていた。その時

り「エペル...くん、
あの、Aちゃんは..マフユくんに、浮気されて...」

...はぁ？

そんな人をAサンは愛していたのか。

浮気するほどの軽い愛の持ち主なんて、愛するべきじゃないよ。

僕は、Aサンを...

死ぬほど、愛しているのに。

だから、どうか僕を本気で愛して。

そうなりたいなら、僕がなにかアクションを起こすしかない。

...そうだ。

僕が、Aサンの精神の中に入って、Aサンにこう伝えればいい。

ｰｰｰｰｰｰ貴女が大好きです。