【黒バス】黒「図書室に居る少女は、」貴「黒子並に影が薄いです。」【黒子テツヤ】

２２、落ちは一応、黒子くんの予定です。By　貴方 ページ24

貴「テツヤは絶叫系、大丈夫ですか？」



遊園地なうです。



黒「絶叫系は普通ですが…

乗りたいんですか？」



何せ、遊園地は初めてですからね。



貴「乗りたいです。」



特に、行列ができない程怖い奴に←



貴「…という訳でアレに乗りましょう。」



楽しい、です。



黒「分かりました。

ので、腕を引っ張らないで下さい。」



あ…少し、強く引っ張ってしまってたみたいです。



黒「楽しそうですね。(微笑」



貴「は、初めてですし…遊園地…」



高校二年生で

遊園地が始めてって私以外に居るんでしょうか？





居ない気がします…



黒「そうなんですか…

では、今日は楽しみましょうね！」




…儚い系男子ってこの事なんでしょうか。





………男の娘ですね←



貴「はい。」



ー。−。−。−。−。−。−。−。−



絶叫系を片っ端から乗っていたら

いつの間にか、夕方になっていました。



貴「夕日が見えますねー」



黒「そうですね…」



今にも落ちそうな太陽。

真っ赤に染まった空。



…茜色に染まった空←



ふざけました。



黒「そういえば…

Aはどうして家出なんかしたんですか？」



忘れてると思ったのに…



というかむしろ、忘れていてほしかった。



貴「…何故

テツヤに言わなければいけないのですか」



自分で言いながら、

胸が締め付けられる。



貴「テツヤに…関係ないじゃないですか」



まただ。



私はまた…



黒「…助けてくれって顔してますよ」



え…？



黒「僕は人間観察が得意なんですよ？

それくらい、分かります。」








貴「何も知らないくせに…


知った様な事言わないで下さい！」



この一年で一番大きな声を出した気がします。



貴「大体…

出会ってまだ数日でしょう？



どうして…




どうして！私に近づくんですかッ！」




もう…あんな思いは…絶対に。



黒「A…


いや



黛先輩。」



私の手を引きながら



テツy…

黒子くんは普段より低い声音で私に話しかける









黒「貴方の事が―――――」









貴「…え？」

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