／８８ 痛くて、苦しいんです。 ページ9
桃「Aちゃ〜ん！！！！！」
あ「ぅぐっ！？」
桃色が視界の隅に映ったと思ったら、凄いスピードで抱きつかれた
黒「彼女は桃井さんです」
あ「ありがとうございます。……えと、桃井さっ…！な、なんで泣いてるんですか！？」
よく見ると、フルフルと震えながら泣いていることに気づいた
桃「無事でよかったよぉぉお！会いたかったぁあ！」
もっと強く抱きしめられる
緑「っ！月下……？」
緑間さんが、驚いたようにこっちを見る
黒「泣いて、ますよ……？」
あ「へ？……あ、れ……なんで…」
頬にツーと零れているのに気づいた
桃「Aちゃん？」
桃井さんも驚いたように、私から離れた
心がキューッと締め付けられる感じがする
あ「…ふぅっ……」
止めようと思っても、次から次へと溢れてくる
両手で顔を覆って、膝から崩れ落ちた
黒「Aさん！」
あ「なんで、止まらないのっ…？」
心が痛い、苦しい！
桃「Aちゃん！……落ち着いて、聞いてくれる？」
あ「桃、井さん……っ？」
顔を覆っていた両手を優しく掴まれた
桃「今は……今はその気持ちだけで嬉しいよ？……ふふ、本当に優しい子だね。Aちゃんは」
あ「ご、めんなさ…い……」
桃「謝ることじゃないよ！Aちゃんは、悪くないもの！ほらっ、笑って笑って！」
泣いているのに笑って、一生懸命に励まそうとしてくれている
目をゴシゴシと擦って、顔をあげた
あ「は、い……。桃井さん、ありがとうございます」
黒「笑ってる方が、Aさんらしいです」
火「普段、あまり笑わないけどなっ！」
いつの間にかギャラリーが増えていることに気づいた
緑「ほらっ、さっさと夕飯を食べるのだよ」
緑間さんに、ほぼ高い高いの状態に持ち上げられた
あ「遠慮します、のだよ！」
緑「まだやるかっ！きちんと３食食べるべきなのだよ！」
あ「お腹が空いてないのだよ、です！」
緑「それでも、食べるのだよ！それと、敬語の意味もよく分からんのだよ！」
あ「鬼ですか？なのだよ！」
緑「分けてどうするっ！」
そんな言い合いをギャーギャーしてると、周りは大爆笑
ーーー
『ちょっw真ちゃん、オカンww』
『緑ママなのだよ、です！』
『なんだ、そのあだ名は！』
『『似合ってるのだよっ！/、です！』』
『煩いのだよっ！！』
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メイ - LAINじゃなくてLINEですよ (2015年8月18日 13時) (
レス) id: 67fb1b52b6 (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - ユキさん» いえいえ！そんなことは……！って言ってると続きそうですね;でも、質問は受け付けてますので！ありがとうございます！ (2015年5月16日 8時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 悠りんさん» そうなんですか！すみませんでした!!いやいや私が悪いんですよ…了解です！ (2015年5月16日 8時) (レス) id: ec3ade301c (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - ユキさん» あ、それはカノに向けて言ったんです！スミマセン！分かりづらくて……でも、どんどんとおかしいところは言ってください！ (2015年5月16日 8時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ヒビヤとモモの会話はおじさんじゃなくておばさんでは？ (2015年5月10日 14時) (レス) id: ec3ade301c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠りん
| 作成日時：2015年4月25日 11時
