/104 人が……誰もいません。 *黒子 ページ25
フルームside
あぁ……やっと、私の元へと落ちてくれたか……A……
虚ろな瞳をして、こちらを見るAに口角を上げた
まさか、先祖が考えた異能を持つものが現れるとは
フ「私を手伝ってくれるかな」
あ「……は…い……」
フ「いい子だ……ハク、後は頼むよ」
ハ「……了解」
これから見る楽しい景色に、アイツらの絶望の目もプラスされる……
フ「いい気味だ……」
黒子side
今すぐに、捜索の準備にかかりたいところだけど、皆、お腹がすいているため急いで食べると各サークルで簡単に準備をする
僕は、桃井さん達と、この街の監視カメラを見続けたが、Aさんらしい人も怪しい人も映ってはいなかった
黛「ちょっと、仮眠したらどうだ?疲れたままよりはマシになるだろ」
黒「…分かりました」
桃「そうですね」
黛さんが持ってきてくれたタオルケットをかけて、眠りについた
・
・
・
__ぃ……おいっ!起きろ、2人共!」
黛さんの、焦った声で起きた
桃「ま、ゆ…ずみさん?何かありましたか?」
黛「何かあったんじゃねぇ!見ろよ…これ……」
監視カメラに目を移すと、見慣れた街が広がっている
だけど、この街には……
黒「人が……」
桃「誰もいない……?」
黛「あぁ。気味が悪いくらいにな!赤司に報告してくるから、他のカメラも見てくれ!」
黒、桃「「はい!」」
急いで、キーを打って他の場所も見るが、誰一人として街にいる者はいなかった
〔黒子、桃井!会議を開くから、監視カメラの映像を持ってきてくれ!場所は、第2会議室だ!〕
プツッとカードから、無線が切れた音がした
黒「桃井さんは、データを移してください!僕は、スクリーンの準備をします!」
桃「うん!」
準備が出来たら、テレポーテーションで送る。そして、僕たちも会議室へと急いだ
会議室には、もう全員揃っていた
スクリーンの準備はしてくれたらしいので、データを繋ぎパソコンの前に座った
花宮さんと、今吉さんも手伝ってくれるようだ
花「うっわ……気持ち悪」
今「せやな……気味が悪いくらい、誰もおらへんで……」
スクリーンに映し出すと、どよめきの声が上がった
赤「……もう、始まっているのか」
緑「そうだとしたら、月下は今……」
異能を使っている。しかも、この街全体に……
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メイ - LAINじゃなくてLINEですよ (2015年8月18日 13時) (レス) id: 67fb1b52b6 (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - ユキさん» いえいえ!そんなことは……!って言ってると続きそうですね;でも、質問は受け付けてますので!ありがとうございます! (2015年5月16日 8時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 悠りんさん» そうなんですか!すみませんでした!!いやいや私が悪いんですよ…了解です! (2015年5月16日 8時) (レス) id: ec3ade301c (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - ユキさん» あ、それはカノに向けて言ったんです!スミマセン!分かりづらくて……でも、どんどんとおかしいところは言ってください! (2015年5月16日 8時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ヒビヤとモモの会話はおじさんじゃなくておばさんでは? (2015年5月10日 14時) (レス) id: ec3ade301c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠りん | 作成日時:2015年4月25日 11時