【黒バス】私は、大丈夫。だから……ばいばい。【赤司征十郎】

／帰りましょう。９５ ページ16

赤司side




探索に行ってから、まだ時間が経っていないとき




霧崎と秀徳の人達が、所々怪我をしながら帰ってきた。緑間と高尾…花宮さんにAが居ない…？




今「どうしたん！？」




瀬「２棟が全てゾンビの群れで溢れかえってた」




宮「動きの速いヤツ遅いヤツが居て、緑間が襲われた。ゾンビに邪魔されたから、多分…高尾と一緒に何処かに隠れてるはずだ」




原「俺達もだねん」




山「ゾンビが飛びかかってきて、月下と花宮がまだ２棟にいる。しかも、２人とも独りだ」




女子達が慌てて手当てを始めていた




ゾンビ…か……




古「結構な見た目だったな。物理は効くが、消えない。２棟からこちらには来れない見たいだが…」




木「階が上がるにつれて、ゾンビの数も多くなってる」




顎に手を当てた。それなら、各高校の戦闘力が高いメンバーを揃えて、その４人を探した方がいいのかもしれない




近くに居る各校の主将に、それを伝えると賛成してくれた。虹村さんと灰崎にもお願いしようと思い、立ち上がると目の前に氷室さんが立っていた




氷「それなら、シュウも連れて行っていいかな」




赤「シュウ…？」




氷「ああ。虹村だよ」




赤「っ！はい。今、お願いしようかと…」




シュウ、と親しい呼び方をしているのを見て、アメリカで知り合ったんだろう




氷「シュウの空手は強いからね。あの時も、ギャ…」




虹「Shut up!!」




氷「おー怖い怖い…」




虹「バカにしてんだろ。タツヤ」




やっぱり仲がいいようだ




赤「虹村さん。灰崎も連れていきたいんですけど…」




虹「おう。伝えとく」




メンバーを選出していると、扉が派手にバタンと開いて、２人が雪崩込むようには入ってきた




そして、すぐに閉まったドアを叩く音




花「おい、大丈夫か？」




緑「な、んとか…！」




赤「緑間！」




花宮さんも少し怪我をしているが、緑間の腕と足のジャージが真っ赤だ




床にポタポタと血が落ちている




秀徳の人が慌てて、手当てをしに行った




赤「っ！待って下さい！花宮さん！」




花「あ？話してる暇ねぇんだよ。あいつら２人で待ってんだ」




そう言うやいなや、飛び出して行ってしまった






ーーー


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【黒バス】月より怪盗の名の元に…

キセキと相棒達が怪盗やってます。怪盗要素はほぼないです。

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