検索窓
今日:10 hit、昨日:4 hit、合計:278,651 hit

/帰りましょう。81 ページ2

今すぐにでも、ぐぅとお腹が鳴りそうだ




う〜ん…ここに来て、こういう食材が食べれないのは可笑しい気もするし、平気だよね!




そこに置いてあった箸を使って、パクッと食べてみた。青峰さんも同じようにバクッと食べた




あ、青「「美味しいです!/うめぇ!」」




火「あ?そうなのか…って何食ってんだよっ!!!!」




桜「ちょ、2人とも出して下さい!!!!」




青「無理。もう飲み込んじまった」




焦った顔の桜井さんに対し、青峰さんは悪びれる様子もなくケロッとしている




氷「Aちゃん、具合悪くないかい!?」




あ「いえ。ただ……」




火「ただ……?!」




あ「こ、これっ!美味し過ぎませんか!?てゆーか、ご飯もらっていいですか?お腹空きました」




青「あ、俺も食いてぇ」




そう言うと、3人は下を向いて黙ってしまった




火「……ん……...よ」




あ「え?」




火「なんで食うんだよ!危ねぇじゃねーか!もう少しは危機感もて!」




私の肩を掴んで怒っている火神さん




あ「…?危ないのは皆一緒です。毒味……?は私がやればいいと思っていましたが…まさか、青峰さんも食べるとは思いませんでした」




火「そう言う事を言ってんじゃねーんだよ!俺は!お前は先ず、女子だ!もし身体に悪ぃもん入ってたらどうすんだよ!お助け役かなんか知んねーけどな……もっと自分を大事にしろよ!俺達の為とかじゃなく!お前はっ……!」




私はただ、目を見開くことしか出来なかった。それぐらい、驚いたのだ




火「無茶しすぎなんだよっ…!!」




こんなに誰かに怒鳴られたの何年ぶりだろう…




無茶と言われても、無茶した覚えもない。何も言わずに、危ないかもしれない食べ物を食べてしまったのは反省している……けど




あ「……無茶……?なんか、してませんよ…?それに、なんで火神さんが怒るのか分からないです」




火「だからなっ…」




あ「もし!火神さん達の誰かが、その毒とやらに殺られてしまったら、どれだけの人が悲しむと思ってるんですか!?私なんかよりっ」




バシィッ…




いきなり視線が横を向いた。それに気づいたのと同時に右頬にビリビリとした痛みが走っていた。一瞬、何が起こったのか分からなかった

/帰りましょう。82→←/設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (363 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
747人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

通りすがり - 高尾くんが死んじゃったときはボロボロ泣いちゃいました。 最後はとっても幸せそうで良かったです!! とってもいいお話をありがとうございました! (2019年10月11日 1時) (レス) id: b376688aed (このIDを非表示/違反報告)
- なっ泣けたこんなに泣いたの生まれて25年初めてです! (2018年1月6日 1時) (レス) id: 86518e5421 (このIDを非表示/違反報告)
- すいません、91話、【秀徳】が【秀得】になってましたよ。 (2016年9月10日 5時) (レス) id: aa89b6be9e (このIDを非表示/違反報告)
碧覇(プロフ) - とても、面白く、感動的でした! 今後の赤司さんと夢主ちゃんの話が、みたいです!(ただのリクエストですが)これからも応援しています。頑張って下さい!楽しみにしております! (2016年6月28日 20時) (レス) id: 6a9e057f32 (このIDを非表示/違反報告)
乱花(プロフ) - 凄く面白かったです!赤司様大好きなのでよかったです!沢山ある展開にハラハラしながら何回も読み返しちゃいます(笑)別の作品も頑張ってください! (2016年6月25日 5時) (レス) id: accd4d12ba (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:悠りん | 作成日時:2016年2月20日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。