／帰るんです。６５ ページ26
Aside
どくどくと煩い心臓を抑えて、青峰さんを心配させないように笑った
青峰さんの声に駆けつけた今吉さん達は、青峰さんから何があったのか聞いていた
桜「生首……ですか…」
私も立ち上がって、震える手をもう片方の手で握った
あ「音楽室に生首なんて……趣味が悪いです」
諏「そこじゃないよ;」
あ「え」
おかげで心臓が止まるかと思ったし
今「ほぉ…」
ガラッ
「「「「っ！？」」」」
今「…？なんや、何もあらへん……」
シュンとする今吉さん。って、何してんですか！！
青「おまっ、よく確かめるとかの勇気が湧くな！」
今「えー？見てみたいやん。そーゆーの」
そう。今吉さんが怖がることもなく、さっきのドアを開けたのだ
しかし、中身は空っぽで何も無かった
あ「消、えた……どこに……？」
青「A、大丈夫だ。心配すんな。首だけで出来ることなんてなんもねーよ」
わしゃわしゃっと強引に撫でられる。なんか、青峰さんにやられると子供扱いされてる気がする……
あ「む……そんなこと言われなくても分かっています」
青「可愛くねぇ奴……」
あ「ただ、首が出来ることは本体を支える身体を連れてくることです」
桜「本体……？」
あ「はい、脳は本体。残りの部分はただの付け足しなんです」
棚の中をトントンと指さした。そこには……
“Sherlock Holmes“＿＿＿＿シャーロック ホームズ
青「……なんて読むんだ？」
ズコッ
あ「はぁ。シャーロック ホームズと読みます。名前なら知っているでしょう？」
青「まぁ…若干？」
あ「頭のない身体は、ある意味簡単に倒せるでしょう。しかし、こうなってくると…」
諏「頭だけでは何も出来ないけど、首は頭が良い……か」
身体と合わせちゃいけない気がする
桜「あの、僕はシャーロック ホームズの内容を知らないので…まだ、何故本体と付け足しなのかがよく分かりません…っす、すみません！」
今「ワシもあまり知らへんなぁ。花宮とかなら知ってそうやけど……まぁ、ここに居ても何もあらへんし、１度戻ろうや」
あ「説明は体育館に行ってからにします」
話に夢中になると、周りが見れなくなる。だからといって、周りを警戒すると話をまともに聞けない
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^o^ - 帰りましょうの43話が「そんなこと」が「そんなとこ」になってます！ (2016年5月7日 21時) (
レス) id: fd496c1cf5 (このIDを非表示/違反報告)
綾華 - 面白い！赤司最高！ (2016年2月21日 18時) (レス) id: 43df02899a (このIDを非表示/違反報告)
ハル - やばい！！！もっともっと青峰との絡みをふやしてくださぁぁぁぁぁぁぁい！！！！！ (2016年2月20日 16時) (レス) id: 21b34c5310 (このIDを非表示/違反報告)
赤眼の月兎。。(プロフ) - 更新が楽しみですっ！頑張ってください！ (2016年2月20日 11時) (レス) id: 5b1e908fcb (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 展開が早くなりました！続きが楽しみです！更新、頑張ってください！！！！！！ (2016年2月20日 5時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠りん
| 作成日時：2015年10月31日 8時
