/帰ります。36 ページ38
Aside
あ「と、言う訳で黄瀬さんと月下のグダグダお話タ〜イム。イエーイ、パチパチパチ〜」
黄「急になんスか!?どういう訳っスか!?てゆーか、棒読み!?盛り上がらねっス!!!」
あ「うるさいですね、黄瀬さん。何か話してないと、あの女の人に目がいっちゃって怖いんですよ」
ジワッと目に涙が滲む
だって、ずっとこっち見てるんだもん!睨んでるんだもん!怖いよっ
黄「わわわ、泣かない泣かない……大丈夫スよ」
あ「……はい」
うおぉおおお。イケメン。頭撫でてくれた!
黄「…で、何を話すんスか?」
あ「その足、バスケでやったんですか?」
黄「いや、唐突。まぁ、そんなもんっス。ちゃんと、自己管理出来てなかったんスよ……エース失格、ス……俺、皆と勝ちたかったっス」
あ「その思いとか、やる気…とか……もうとっくにエースじゃないですか?まぁ、負けなんて1度でたくさんです……勝たなきゃ意味がないですし?」
もしかしたら、ケガがなかったら誠凛に勝っていたかもしれない
その考えは、きっと黄瀬さんをずっと縛り付けるはず……でも、今の黄瀬さんからはそんなものは感じない
もがいて緩めて、仲間が引きちぎって……
黄「そうっスね。あぁ……バスケしてぇっス!」
あ「…私もです」
黄「そう言えば、Aっちの学校ってどんなとこスか?やっぱ、優勝したから超強豪校?」
あ「いいえ。創立1年経ってないです。ぶっちゃけ、IHは、強豪校4校にボロクソに負けました。「バスケやめろ」とまで言われました……そりゃあ…弱かったし……けど、勝利の意味が気にくわなかったです」
うぅ…思い出しただけで、気持ち悪い吐き気とイライラが込み上げる
あ「皆で勝たなきゃ意味がないのに……バスケはチームスポーツです。なので、WCは死にものぐるいで挑みました。結果はやっぱり、その差だった気がします」
黄「なんか……女子にもいるんスね;てか、創立1年も経ってないんスか!?」
あ「はい」
驚いた顔の黄瀬さん。でもまさか、優勝までできるとは思わなかったけどね…;
あ「早く、入院している仲間に報告したいです」
そうだよ。早くこんな所から出なければ……
434人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プリン大好き - え、なにこれ最高かよ(真顔) (2019年8月18日 16時) (レス) id: 1e5ecb78ba (このIDを非表示/違反報告)
黒海(プロフ) - 好きです。もう、20回以上読んでます。愛してます!(www) (2017年6月19日 23時) (レス) id: 5300eba67f (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いしもっと続きが気になります!続編楽しみにしています! (2015年10月25日 3時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)
ひばな@腐★ - 続編楽しみにしてます! (2015年10月24日 22時) (レス) id: 4b7d5194ff (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編楽しみにしてまーすっ!! (2015年10月24日 21時) (レス) id: 8478a5faa8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:悠りん | 作成日時:2015年8月22日 22時