/帰ります。21 ページ23
黒子side
この世界に来てから、すごく不思議な子に出会いました
僕だって、最初は赤司君に頼まれて恐る恐る話しかけてたんですけど……
実際、普通の女の子だし、バスケが好きなんだな…と伝わるものがあった
青峰君や火神君は、僕に似ている……と言っていましたが……;
あ……紫原君に抱えられて来た時にも……何か言ってましたね
監督が赤司君に報告をしている間、月下さんはバスケットボールを取り出して、静かにダムダムとついている
ア「っ…!」
火「…?アレックス?」
ア「いや……Aなんだけど…いい選手だな。女子にしては相当やるぞ?あれだな!雰囲気が女子ver.のキセキの世代だな!」
アレックスさんの言葉に、誠凛皆が月下さんを凝視する
木「……疑いたいけど、アイツは俺らと違って独りなんだよな……」
伊「まぁな。いきなり変な世界に来て、そこには大男ばっかりで…?」
日「ただ……アイツは木吉属性っぽいよな。天然のところだけ」
木「日向……俺の属性って枠あるんだな!」
日「天然っつったろーが!」
そんな性格のおかげで、あまり深く考えずに落ち着いていられるんだろうか?
火「黒子はどう思うんだ?ほら、人間観察得意だろ?」
黒「月下さんは、無表情に見えますが……よく見ていれば、コロコロと表情を変えています。特に、バスケの話になると表情が和らぎますね」
火「ふ〜ん……(どこまでも黒子じゃねーか)」
黒「ただ…月下さんは“僕達が巻き込んだ“可能性もあるんです。頭ごなしに「怪しい奴」と決めつけてはいけない気がします」
伊「俺達が……巻き込んだ……?」
黒「はい」
確かに、こんな知り合いが揃っている中で一番怪しいと考えるのは月下さんです
しかし、僕達が揃ってることも不気味なことです。もし、誰かが僕達を故意に連れてきたとして……その時に、月下さんは予定になかったとしたら…?
木「ここにいる時点で認めるしかないが…世界が違う。この大人数を連れてくるのは難しそうだな……完璧に連れてこられないとしたら……」
黒「…そういうことです」
そして、その可能性は月下さんも気づいています。それでも、何も言いません
火「……そっか」
黒「彼女のノートを見る限り…頭はいいと思います」
相「そうね。Aちゃんは賢いわ」
日「っ監督!」
報告が終わったんでしょうか?
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プリン大好き - え、なにこれ最高かよ(真顔) (2019年8月18日 16時) (レス) id: 1e5ecb78ba (このIDを非表示/違反報告)
黒海(プロフ) - 好きです。もう、20回以上読んでます。愛してます!(www) (2017年6月19日 23時) (レス) id: 5300eba67f (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 面白いしもっと続きが気になります!続編楽しみにしています! (2015年10月25日 3時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)
ひばな@腐★ - 続編楽しみにしてます! (2015年10月24日 22時) (レス) id: 4b7d5194ff (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編楽しみにしてまーすっ!! (2015年10月24日 21時) (レス) id: 8478a5faa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠りん | 作成日時:2015年8月22日 22時