【黒バス】手のひらサイズの守り神【赤司征十郎】

／６話「お友達」 ページ8

今日はゴミ当番だから、早めに学校に来た




校舎裏の焼却炉に、ゴミ袋を投げ入れる




？「や、やめてっ……！」




あ「…？」




女の子の泣き声が聞こえて、こっそりと覗いてみると……




何と言うことでしょう！桃色の髪の毛の人が、いかにも苛めっ子です、みたいな人達に囲まれてる！




ど、どうしよう……先生、呼ぶ？でも、何かヤバそうだよ？




あ「何してるんですか！」




私が、何してるんですか！！！足、ガクブルってやつだよ！




女子「はぁ？誰よアンタ」




あ「え、えっと……い、今すぐに、その子から離れて下さい！」




女子2「チッ、邪魔すんじゃないわよ！」




あ「撮ってますからね！」




両手で、クロフォンを掲げた




女子3「っ！い、行くわよ！」




パタパタと集団は駆けて行った




あ「ふぇ……怖かった……って、大丈夫ですか！？桃色ちゃん！」




桃色「う、うん！ありがとう！……あの、桃色って……？」




あ「名前が分からなかったから……あ！私は月下A！」




桃「私は、桃井さつき！まさか、クロフォンで撮ってたなんて……！」




キラキラと目を輝かせながら、お礼を言った




あ「あ、いや……クロフォン……実は、撮ってなくて;咄嗟に;」




桃「そうだったの！？でも、ありがとう」




ニコリと微笑んでくれた。なんて、可愛らしいんだろう……




桃「あ、ああああああの！わ、わ、私と！友達になって下さい！」




あ「本当に！？やったぁ♪じゃあ、よろしくね！さつきちゃん！」




桃「うん！よろしく、Aちゃん！」




･




あ「……って事が、あったんだよ！お友達が出来たんだよ！」




高「ハハッ、良かったな」




火「そんなに、喜ぶことか？」




あ「喜ぶ！さつきちゃんね、可愛いんだよ〜」




興奮しながら、朝の出来事を２人に話した




高「たしか、桃井ちゃんの守神も守神人だったらしいぜ！」




火「へぇ。会ってみてぇな！」




あ「あっ！良かったら、一緒にお昼寝食べない？！さつきちゃんと約束してるの！」




火「マジ！？いいのか？行っても……」




あ「大丈夫だと思うよっ、さつきちゃんは優しいもん！」




和成も誘って、もしかしたら、４人で食べれるかも……！




ワクワクしながら、授業を受けた

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