【黒バス】手のひらサイズの守り神【赤司征十郎】 (ページ42)

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／４０話「寝起きは弱いみたいだね」ページ42

あ「……ふふっ、可愛い……」

あれから寝て、目を開けると征も一緒に寝てた……w

こうやって寝てれば、あの俺様雰囲気がとれるのか分からないけど、普通の人に見える

ギュー

あ「っ！？/////」

な、な、なっ……/////なんで、抱きつく！？

首の下ら辺に頭をグリグリと押し付けてくる

か、可愛いっ……！何、この生き物……！

てゆーか、起こすタイミング逃した……;

赤「……ん……？」

あ「…ぁ…お、はよ……？」

赤「……おはよう……？」

寝ぼけてるっ！

モゾモゾと起き上がる征に続いて私もベッドから降りる

赤「…俺も寝ていたのか」

最近気づいたけど、征って起きてすぐは弱いらしい

だって今も、首を傾げて「あれ？」とか言ってるし……

まだ、見ていたいけど何かが違うので、目の前で手を振った

あ「お～い？」

赤「っすまない、何故か寝てしまっていた…;」

あ「ううん、大丈夫だよ。やっぱり、征が居ると安心するね。ぐっすり寝ちゃったw」

赤「そうか……そうしたら、俺もなのかもしれない……久しぶりに、ぐっすり寝たよ」

あ「…へ……？」

目の前で微笑む征に、マヌケな声が漏れる

赤「さて、もう時間だから向うに行こう。準備は終わっているはずだからね」

ドアを開けて見れば、皆はドレスアップしていた

桃「あっ、起きた？Aちゃん！早く早く！」

グイグイと引っ張られて、別の部屋に移された

桃「はいコレ！着てね！」

あ「……遠慮します;」

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結局、似合わないドレスを着せられて、豪華な食事を頂いている。動きにくいったらありゃしない……

……まぁ、美味しいからそれどころじゃないけどねw

その後は、ダンスパーティになったり、ケーキパーティーになったり、凄く楽しかった

けれど、ダンスパーティーで征が違う子と踊っているのを見るのは、なんか嫌だった

桃「それね、嫉妬だよ」

あ「えぇ！？うぅ……でも、ヤダ……」

桃「ムスッ、とか！可愛いなぁ全く！」

嫌なことはあったけど、その後はずっと征といられたから、気にしなくなった

こんなこと言ったら、征はどう思うのかな……

赤「A……？」

あ「っ！な、なんでもないよ！……今日はありがとう。凄く楽しい！」

赤「フッ……どういたしまして」