/36話「気持ち悪い場所」 ページ38
Aside
ドシンッ!!!
あ「いったぁっ……!」
背中をさすりながら、身体を起こした
あ「な、に……ここ…い、息がっ……!」
酸素が薄いのか、息が苦しい……
暑い……寒い……暑い……
ここの温度もおかしい
あ「気持ち悪い」
嫌だ……ここにいたくない
{おい、見ろよ!人間がいるぜ!}
{あぁ?……シャッフルパフで飛ばされたかw}
目の前には、恐ろしい姿をした守神がいた
あ「ここは……メイフダウ……」
{ん?知っているみたいだね}
{なら、俺らが今からすることも分かるよなぁw}
一歩、一歩と後ずさりをしながら、そいつらから離れる
そして、1人が手を伸ばした時に駆け出した
薄暗くて不気味な森の中を走り抜ける
あ「はぁっ……はぁっ……苦、しい……」
{クククッwlevelも低そうな奴だなぁw}
何か、逃げる方法はないの!?私の魔法では太刀打ち出来ない
視界の隅に映る森には、白い骨も落ちている
嫌だっ……
あ「キャアッ?!」
ズルッと何かに滑って転んだ
地面がぬかるんでいたのだろうか?
けれど、自分の手を見て悲鳴が漏れた
あ「……血……っ」
今度はちゃんと、下を見ると赤い血だまりが広がっていた
{あ〜、見つけた!}
あ「ぃや……!来、な……で……」
後ろに後ずさりをしても、木にぶつかってしまい逃げ道はなくなった
{ハハハッwそんなに怖がらないでよ〜wすぐに終わるからさっ、ね?}
黒い何かが降ってきて、私は呑み込まれた
{あぁ……おいしい……人間の生気だ……}
気持ち悪い……嫌だっ……入って来ないで……!
もがくけど、だんだんと動けなくなってきた
あ「ゃ…だ……誰………か…」
意識を手放そうとした時に、何かが吠え、私を呑み込んだ奴らの叫び声が聞こえた
すると、身体にまとわりついていたモノがなくなり外に出れた
『大丈夫か?人間の子よ……』
あ「っ!」
目の前にいたのは、つい先ほどまで見ていたドラゴンがいた
『ふむ、生気を取られすぎたようだな……お前は……赤司の主人か』
あ「あ……の、助けてくれ、て……ありがとうございました。……それと、征とは……とも、だち……です」
『っ!?フッアハハハハwwww面白い人間だ。気に入ったぞ!さぁ、帰ろう』
腕に抱えられて、その場から飛び立った
/37話「おばあちゃんの名前」→←/35話「メイフダウ行きの」
503人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
悠りん(プロフ) - セイリン大好きさん» 返信遅れてスミマセン!番外編になってしまいますが……;それにしても、いいチョイスですね!w (2015年7月1日 12時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
セイリン大好き - 降旗、河原、福田を出してください!! (2015年6月9日 17時) (レス) id: 6393de1946 (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - 永詠さん» 大好きなんですね、本当にw (2015年6月7日 9時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
永詠(プロフ) - 悠りんさん» こたこたこたこたこたこたk(殴 (2015年6月5日 17時) (レス) id: d70420e494 (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - 和凛/和美さん» (`・ω・´)ゞビシッ!! (2015年6月5日 16時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:悠りん | 作成日時:2015年5月20日 15時