【黒バス】手のひらサイズの守り神【赤司征十郎】 (ページ36)

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／３４話「シャッフルパフ」ページ36

客間？みたいな所につくと、ソファーに座るよう促された

黄「えっと、パーティーは夜からなんで、ゆっくりしてて下さいッス！」

黒「青峰君、紫原君！行きますよ」

青「ったく、だりぃ…」

紫「あ～もぅ……めんどくせぇ」

４人も用事があるのか、何処かに行ってしまった

あ「取り残されても……;」

桃「困るよね;」

氷「そうだ、なんならこのお城を探索してきたらどうだい？楽しいよ」

高「ほんとっスか！？火神、行こーぜ！」

火「おう！」

桃「じゃあ、私達も行こうよ！」

あ「ちょっ！お、落ち着いて！」

目をキラキラと、させている３人を急いで追いかけた

少し歩くと、すごく広い空間に出た

火「なんだ？ここ……壁にあのでっかい絵があるだけみたいだな」

火神君が指す方には、ドラゴンが描かれた絵が飾ってあった

高「うわ、かっこいいね！」

桃「今にも、動き出しそう！」

あ「トルドナゴラ……」

知ってる、てか、見たことある……

火「ん？A、知ってんのか？その、トルド……なんとか？」

桃「トルドナゴラ、だよ！」

あ「えっと、確か……守神界を治める王様だよ。凄く強いらしいって本で読んだ！トルドナゴラ王だよ」

高「へぇ～、会ってみてぇな」

あ「無理だと思うよ？トルドナゴラ王は、滅多に姿を現さないし、選ばれた者しか会えないらしくて……あ、でも助けを求める人には手を差し出す……みたいな事が載ってた……？」

高「神出鬼没なんだなw」

あ「そうみたいだね」

トルドナゴラ王の絵を見上げる

勇ましい姿で、迫力がある。けれど、目は凄く優しい……

和成の言う通り、私も会ってみたいな

高「さっ、次、まわろうぜ！」

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桃「ねぇ、なんか騒がしくない？」

あ「ね～。どうしたんだろ？」

このお城に仕えている人達がザワザワと騒がしい

すると、兎がピョンピョンと慌てた様子でこっちに来た

兎「皆様！今から多少の揺れが起こります故、しゃがんでいて下さい！」

言われた通りにしゃがむ

火「なんなんだ？」

兎「シャッフルパフにございます！この世界は少しばかり歪んでいますので、それを元に戻すのです。しかし、その時に違うところへ飛ばされる危険があります」

その後に、「このお城は影響をあまり受けないのでそのような事は、ないと思います」と言った