【黒バス】手のひらサイズの守り神【赤司征十郎】 (ページ35)

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／３３話「最高ランク」ページ35

目を開けると、なんとも言い表し難い風景が広がっていた

火「なんで、空に島が浮いてんだよ！！」

あ「火神君、それな」

笠「俺も最初来た時は、驚いたぜ」

氷「光景は……うん。慣れだよ、慣れ」

桃「守神界ってこんなところだったんだ！」

高「色々と、ツッコミ所が多いけどな;」

すると、空から馬(？)が降りてきた

『お待たせいたしました』

馬……ペガサスがお辞儀をしながら言った

６匹のペガサスがいて、それぞれ色が異なる

『月下様ですか？』

真っ白な、ペガサスが私に話しかけてきた

あ「あ、はい」

『月下様は、我がお送り致します。背中に乗ってください』

あ「よ、宜しくお願いします」

低い姿勢になったペガサスに、乗ると一気に空へと飛んだ

後ろを見ると、他の５匹も皆を乗せて飛んでいる

あ「お、重くないですか？」

『大丈夫です。むしろ、軽いですよ』

紳士だ…！なんて、カッコイイ！

数分飛ぶと、１番大きい島が見えてきた。そして、その中でも大きくて目立つお城の前に降り立った

あ「ありがとうございました」

ペガサスから降りて、お辞儀した

『っ！月下様は、お優しい方です。我は月下様を乗せることができて幸せでございます』

あ「えぇっ！？そ、そんなっ！」

オロオロと慌てていると、『では』と言って飛び立ってしまった

な、なんか恥ずかしかった……！

赤「やぁ、A」

あ「あ、征！……って、なんか大きくない？」

赤「お前が縮んだだけだ。この世界のサイズにな」

周りを見てみると、皆の守神人も人間サイズくらいの大きさになっている

……私達が、小さくなっただけだが;

赤「さぁ、中に行こう。準備は整っている」

お城の中は、もう豪華。カルチャーショックがおきそうなくらい

征と緑間君は、メイドさん？みたいな人に呼ばれて何処かに行った

高「てかよ、他の守神人の主人達は？」

あ「そう言えば、私達だけ……みたいだね」

黒「呼んだのは、君達６人です。自分で言うのもなんですが、僕達は守神人の中でも最高ランクなんです」

最高ランクの中の最高ランク……

桃「そうなんだ～」

あ「私……level１なのに……;」

よく、そんな大物ひけたな……

火「んなもん、Aだからひけたんだよ。levelとか関係ねぇよ」

あ「…ありがと」

少し、頬が赤くなった