/20話「主殺し」 ページ22
次の日、朝ごはんを食べて先生の元へ行くと、今日の内容を説明された
先生「じゃあ、今言った通りに1人で行くんだ。もし、何かあったら光花魔(コウカマ)を打ち上げろ」
ま、マジすか……;
先生が設置した、4箇所のポイントにそれぞれ分かれて行くらしい。そして、その場所にはlevel2〜4の魔獣を配置したんだって
ねぇ、level1がここにいるの忘れてない?
まぁ、何かあったら私は赤色の光花魔を打ち上げればいいんだけどね
赤「大丈夫か……?」
あ「いや、大丈夫なわけないよ;でも、頑張るよ〜w」
赤「そ、そうか……(心配になってきた;)」
4人で、バラバラな場所に立って、先生の合図を待った
先生「さっきも言ったように、何かあったら打ち上げるんだ。先輩達の誰かと俺が向かうよ」
“スタート“
先生の合図で、一斉に駆け出した
駆け出したのはいいものの、何処にあるんだろうか?魔法で見つけることも出来るけど……うん、私だからね;
だから、比較的攻撃して来ない魔獣に話しかけた
あ「ね、ねぇ!変な形の石、見なかった?」
{あぁ、それなら……あっちにあったよ!}
右側を指さして言った
あ「へぇ、あっちね」
私は左を指さす
{なっ、ち、違うよ!あっちだってば!}
この必死になってるリスの魔獣……ライリスは、嘘つきとして有名。場所を聞くならこの魔獣が言った逆方向に進むべし。だったよね
あ「ありがとね」
悔しそうな顔をする、ライリスを置いてさっさと歩き始めた
結構な時間を歩いていくと、やっとポイントにたどり着いた
遠すぎたので、途中やっぱり、あること自体嘘だったのかな?と思って何度も引き返そうかと思っていた
けれど……
あ「な、何これ……」
ポイントであっただろう石は、ボロボロに砕かれて、私が倒すはずだったであろうカマグマは、血まみれで倒れていた
ガサガサと奥の方で音がする
そっちを見てみると……
グルルルルルル
この森の主殺し。狼と似たような姿をした、ウルーウルフ
咄嗟の判断で、腰に引っ掛けてあった光花魔を打ち上げた
すると、私よりも数倍大きい奴と目が合った
ウルーウルフは、私に向かって猛スピードで駆けて来る
後に跳ぶと、目の前を尖った爪が横切って、ブチッとペンダントの紐が切れた
あ「早くっ……誰か来てっ!」
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悠りん(プロフ) - セイリン大好きさん» 返信遅れてスミマセン!番外編になってしまいますが……;それにしても、いいチョイスですね!w (2015年7月1日 12時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
セイリン大好き - 降旗、河原、福田を出してください!! (2015年6月9日 17時) (レス) id: 6393de1946 (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - 永詠さん» 大好きなんですね、本当にw (2015年6月7日 9時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
永詠(プロフ) - 悠りんさん» こたこたこたこたこたこたk(殴 (2015年6月5日 17時) (レス) id: d70420e494 (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - 和凛/和美さん» (`・ω・´)ゞビシッ!! (2015年6月5日 16時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠りん | 作成日時:2015年5月20日 15時